ペンシルベニア州ハリスバーグ在住のケシア・スミスさんが、アーカンソー州マーフリーズボロにあるクレーター・オブ・ダイヤモンズ州立公園で、3.09カラットのホワイトダイヤモンドを発見しました。ビーズほどの大きさで、平らで滑らかな外観をしているのが特徴です。同公園は天然鉱物が眠る公園として知られており、今年登録された中では2番目に大きいそうです。
スミスさんにとって、今回の旅は単なる観光ではありませんでした。KAIT8によると、彼女は昨年10月に息子を、今年4月には父親を亡くしており、出発の前日に父親の葬儀を終えたばかりだったといいます。
悲しみの中、兄と交際相手とともに19時間のドライブを経て公園に到着。泥を掘り始めてわずか1時間足らずで、光る石を見つけました。スミスさんは米情報番組「TODAY」の取材に対し、「クォーツ(石英)だと思ってバッグに入れただけ。正直、ダイヤモンドだとは全く分かっていなかった」と当時を振り返っています。
その後、今年最大サイズのダイヤモンドを発見した別の来園者にその石を見せたところ、相手の驚いた表情を見て、スミスさんは涙が止まらなくなったといいます。その後、公園スタッフによる鑑定が行われ、3.09カラットのホワイトダイヤモンドであることが正式に確認されました。
スミスさんは、この宝石に「ザノビア・リバティ・ダイヤモンド」と名付けました。「ザノビア」は亡き息子の2人の子ども(ザハリとノバ)の名前を組み合わせたものです。また、「リバティ(自由)」には、アメリカ建国250周年への敬意と、彼女自身の個人的な解放感が込められています。スミスさんはFOX13に対し、「すべての痛みや苦しみが少しだけ和らいで、ほんの少し自由になれた気がした」と語っています。
このダイヤモンドの価値について、GIA(米国宝石学会)認定の宝石鑑定士であるモニル・コタリ氏は、研磨後には約1.5カラットになると見込んでおり、小売価格は5000〜6000ドル程度と推定しています。また別の専門家は、最大で11000ドルになる可能性もあると指摘しています。
現時点で、スミスさんはこのダイヤモンドを売却するか、手元に残すかは決めていないといいます。彼女は米ニュース番組CBSに対し、「この物語(に込められた背景)を大切にしてくれる人に渡したい。どんな結末になろうとも、ザノビア・リバティの物語は永遠に語り継がれます」と話しています。

1 時間前
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