「夏至の石垣島では太陽がほぼ天頂(高度89°)まで昇るので、屋外のまっすぐなものの影がなくなって雑なCGみたいになります」
そんなコメントとともに動画をXに投稿したのは、国立天文台/石垣島天文台の有松亘さん(@OASES_miyako)。
動画に映っているポールには全く影が見えません。CGで作られた世界のような光景に多くの人が驚き、この投稿には6.2万件の「いいね」が集まり、「角度によってはまるで浮いているように見える」といった声が寄せられました。
有松さんによると、この現象は石垣島が北緯24度台という低緯度に位置しているために起こるもの。夏至の頃には南中時の太陽高度が約89度となり、太陽光がほぼ真上から差し込みます。その結果、地面にできる影が極端に短くなるのだそうです。
「実際に現地で見ると、日常的に見慣れた風景が一瞬だけ少し非現実的に見えるのが面白いところです」と有松さんは話します。
こうした現象は毎年この時期に見られるものの、意識して観察しないとなかなか気づきにくいそう。さらに動画にすると、その不思議さがより伝わりやすいといいます。
有松さんは石垣島の魅力について、「本州では見えにくい南十字星や、銀河中心方向の濃い天の川も楽しみやすい場所です」と紹介。夏至の時期に訪れる機会があれば、足元にできる短い影にも注目してみると、新たな発見があるかもしれません。

2 時間前
2





English (US) ·
Japanese (JP) ·