マスク氏、米国の子ども全員にスペースX株を1株ずつ贈与すると表明

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ロンドン(CNN) 米実業家イーロン・マスク氏は19日、米国のすべての子どもに、自身が率いる航空宇宙・人工知能(AI)企業スペースXの株式を贈与すると表明した。同社の企業価値は2兆ドル(約317兆円)に上る。テクノロジー企業が社会に及ぼす影響に対し、監視の目が一段と厳しくなる中での発言となった。

マスク氏はX(旧ツイッター)に、「来年、米国のすべての子どもにスペースX株を1株ずつ贈る」と投稿。「今後、何度も実施するうちの第1弾だ」と付け加えた。

スペースXは6月、史上最大規模の新規株式公開(IPO)を経て株式の公開取引を開始したばかり。16日の終値は約146ドルだった。

マスク氏の提案には具体的な説明がほとんどない。数千万人に上る米国の子どもたちにどのように株式を配布するのか、全員が対象となるのかどうかも明らかになっていない。

米国勢調査局によると、同国の18歳未満の人口は約7300万人。現在のスペースXの株価に基づけば、マスク氏による株式贈与の総額は約107億ドルに相当する。

若者に米株式市場への投資機会を提供するという発想は、目新しいものではない。米財務省は今月、18歳未満の数百万人を、連邦政府の新たな貯蓄・投資制度「トランプ口座」に自動登録した。2025年初めから28年末までに生まれた子どもには、政府から一時金として1000ドルが拠出される。

7月には、スペースXのショットウェル社長とその夫が、すでに口座に登録されている約200万人の子どもそれぞれに、スペースX株を1株ずつ寄付すると表明した。夫妻は、低所得世帯の子どもや、スペースXの拠点があるテキサス州の子どもへの寄付を優先するとしている。

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