(CNN) フランス南西部ボルドーの港に停泊しているクルーズ船で、数十人が胃腸炎と思われる症状を発症し、乗客約1700人が船内に足止めされている。
停泊中のクルーズ船アンビション号は、今月8日から9日にかけて英ベルファストとリバプールで乗客が乗船し、フランスとスペインの周遊を予定していた。
現地の保健当局によると、同船の乗客約50人が胃腸炎と思われる症状を発症。すぐに医師の診察を受け、それぞれの部屋で隔離されているという。

13日、仏ボルドー港に停泊した船内で足止めされた状態の乗客ら/Ugo Amez/SIPA/AP via CNN Newsource
同船を運航するアンバサダー・クルーズ・ラインはCNNの取材に対し、今月10日に92歳の男性乗客が船内で死亡したことを確認した。ただ、この男性は胃腸炎の症状は訴えていなかったといい、「死因はまだ判明しておらず、検視報告を待っている段階」としている。
現地の保健当局はアンビション号で発生した事態について、クルーズ船「MVホンディウス号」で起きたハンタウイルスの集団感染と結び付ける理由はないと指摘した。
慎重を期すために、検査結果が出るまでは、ボルドーで予定していた乗客の下船を見合わせている。乗客から採取した検体はボルドー大学病院で分析が行われている。
アンバサダー・クルーズ・ラインは、14泊の予定だった航海の間に、乗客と乗員に胃腸炎と思われる症状が出たことを確認。「最初の罹患報告を受け、所定の公衆衛生手順に沿って直ちに船内の衛生・予防措置を強化した」と説明している。

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