(CNN) イランがすべての商船にホルムズ海峡を開放する方針だとの報道に、国際的な歓迎の声が広がっている。だがイラン国内では、国営メディアが懸念を表明した。
イランのアラグチ外相がX(旧ツイッター)で米国との停戦期間中は開放措置を維持すると宣言したことに対し、複数のメディアが反発した。
タスニム通信は17日、アラグチ氏の「欠陥のある不完全なツイート」を批判。こうした表現が「ホルムズ海峡の再開を巡る無用の曖昧(あいまい)さを生み出した」と警告した。
タスニム通信は「このツイートは十分な説明なしに投稿されたもので、海峡通過の条件や仕組み、詳細に関して多くの曖昧さを生み出し、広く批判を招いた」と指摘。「口頭や文書での適切な説明なしにこうした声明を発表するのは、コミュニケーションとして拙劣と見なされる」と批判した。
ミザン通信も同様の懸念を示し、新たな措置は「非常に限定的な条件の下で」実施される必要があると強調。具体的には、ホルムズ海峡への進入は「限定的かつ有料とし、イランが管理して」「軍の協調のもとで」行われると言及した。
メフル通信は同日、最高指導者のモジタバ・ハメネイ師はホルムズ海峡の「閉鎖を続けるべきだ」と指示していると報道。「ホルムズ海峡は今回の戦争の重要かつ決定的な要素であり、最高指導者の発言によれば、閉鎖を続けるべきだ」としている。
米国とイスラエルが最初にテヘランを爆撃して前最高指導者のハメネイ師を殺害してから1カ月以上経つ中、イランの政治体制内では権力構造の不透明さが増し、分散的な性格が強まりつつある。
モジタバ師はイランの新たな精神的指導者であり最高の権威だが、先月の就任以降、公の場に姿を見せていない。このため、イランの意思決定を主導しているのは誰なのかという疑問の声が上がっている。

2 時間前
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