年間を通して発生し、季節を問わず警戒が必要なのが魚に潜む寄生虫「アニサキス」による食中毒です。厚生労働省も公式SNSなどで、アニサキス対策について注意を促しています。
アニサキスによる食中毒、予防策は?
厚労省は5月21日、公式Xで「一般的な料理で使う食酢での処理、塩漬け、しょうゆやわさびでは、アニサキスは死滅しません!」と注意を喚起。
厚労省公式サイトでは、3つの有効な予防策を提示しています。
(1)新鮮な魚を選び、丸ごと購入した際は速やかに内臓を取り除く
(2)内臓を生で食べない
(3)目視でしっかり確認し、アニサキス幼虫を除去する
また、アニサキスを死滅させるには、魚の中心部まで「冷凍(-20℃で24時間以上)」するか、または「加熱(70℃以上。60℃なら1分)」することが有効です。
そもそもアニサキスによる食中毒は、幼虫が寄生している生鮮魚介類を生、あるいは不十分な冷凍・加熱状態で食べることで発生します。体内に侵入した幼虫が胃壁や腸壁に刺入することで、激しい痛みを引き起こすのです。
症状としては、食後12時間以内にみぞおちの激痛や吐き気、嘔吐が生じる「急性胃アニサキス症」と、10数時間以降に激しい下腹部痛を起こす「急性腸アニサキス症」があり、特に前者のケースが多く見られます。
有名人もアニサキス症を報告「出産より痛かった」
有名人もアニサキス症の恐ろしさを明かしています。タレントの板野友美さんは3月、インスタグラムで「またアニサキスになりました…」と、たびたびアニサキス症に見舞われていることを報告。
板野さんは2022年6月に投稿したYouTube動画「激痛に襲われ緊急で病院に行くことになりました」でも、大きな話題を呼びました。当時の板野さんいわく、夜も眠れないほどの胃痛に襲われ、病院の胃カメラ検査でアニサキスが見つかり摘出したそう。その辛さを「出産より痛かった」と振り返っています。
なお、魚食普及推進センターによると、アニサキス症の原因は「サバ」を食べたことによるケースが特に多いとのことです。
万が一、生魚を食べたあとにアニサキスによる食中毒が疑われる症状が出た場合は、我慢せず速やかに医療機関を受診するようにしましょう。

2 時間前
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