軍輸送機の墜落、死者64人に 南米コロンビア

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(CNN) 南米コロンビアの南部で軍の輸送機が離陸直後に墜落した件で、少なくとも64人が死亡した。プトゥマヨ県のモリナ知事が明らかにした。多数の負傷者も出ている。

C130ハーキュリーズは、ペルー国境に接するプトゥマヨ県のプエルトレギサモ近郊に墜落。機体は大破して炎上した。

モリナ知事によると、機体には乗客114人が乗っており、このうち112人がコロンビア陸軍の隊員、2人が警察官だった。さらに乗員11人も搭乗していた。

サンチェス国防相は、墜落原因はまだ特定されていないと述べた。そのうえで、犯罪組織による攻撃を示す兆候はないとした。機体は飛行可能な状態にあり、乗員も「適切な資格を備えていた」という。

空港から離陸し、徐々に降下していくC130ハーキュリーズ輸送機(Obtained via X)

CNNが位置情報を特定した映像には、軍用機がカウカヤ空港を離陸し、墜落直前に農村地帯上空を飛行する様子が映っている。映像から、墜落地点は空港からおよそ3.2キロ以内の地点だったことがうかがえる。

墜落現場の画像には、残骸から黒煙と炎が立ち上る様子が写っていた。

捜索救助活動の参加者によれば、生存者数人が地元の病院に搬送されたという。

負傷した兵士の一部は、首都ボゴタへ空路で搬送され、治療を受けた。

サンチェス国防相は、被害を受けた人たちの家族に哀悼の意を表した。

ペトロ大統領は、今回の事故は「決して起こるべきではなかった」と述べ、軍の近代化が進んでいない現状を嘆き、その原因は「官僚主義的な問題」にあるとの見方を示した。

飛行データによると、この機体はC130Hハーキュリーズで、製造元の米ロッキード・マーチンによれば、1965年3月に初就役したC130シリーズの旧型機だった。同機は2020年9月、米空軍からコロンビア空軍に供与された。

C130輸送機は広く使用されており、遠隔地や厳しい条件下でも運用可能だ。

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