(CNN) 英国のストリーティング保健相は14日、スターマー首相の指導力への「信頼を失った」として辞任した。政権にとどまることは「不名誉で、信義に反する」と述べた。
この動きは、ストリーティング氏が労働党の党首の座をめぐり、スターマー氏に正式に挑むかどうかをめぐり、数日前から臆測が飛び交っていた中で起きた。ストリーティング氏は首相宛ての書簡で閣僚辞任を表明したが、党首選に乗り出すとは明言しなかった。
党首選を実施するには、ストリーティング氏は労働党所属議員の5分の1(現在は81人)の支持を得る必要がある。
ストリーティング氏の辞任を受け、スターマー氏はマレー前財務首席政務次官を後任の保健相に任命した。
スターマー氏は、先週のイングランド地方選とスコットランド、ウェールズの議会選で労働党が大敗して以降、党内の反乱に直面している。これにより、90人近い労働党議員が公に辞任を求める事態となった。ストリーティング氏は、反乱が始まって以降、スターマー内閣から辞任した初の閣僚となる。
書簡の中でストリーティング氏は、先週の選挙により国内の「あらゆる地域でナショナリスト(国家主義者)が権力を握った」と指摘。これは右派ポピュリスト政党「改革党」などの躍進を指し、英国の分裂を招きかねないと危惧した。
ストリーティング氏は、2029年に予定されている次期総選挙で、スターマー氏が労働党を率いることはないのは明らかだと主張した。そのうえで、「人物やつまらない派閥争いではなく、理念の戦いになることを望んでいる」と述べた。
スターマー氏は、ストリーティング氏の辞職を残念に思うと述べ、先週の地方選は「極めて厳しい」ものだったと認めた。

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