米西部に極めて異例の熱波襲来、3月に41度予想

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(CNN) この時期としては極めて異例で強烈な熱波が米国に到来している。4月がまだ始まっていないにもかかわらず、一部地域では4月の最高気温を更新する可能性がある。

人為的な気候変動によってはるかに悪化したこの極端な現象は、3月にもかかわらず米カリフォルニア州やテキサス州、北部モンタナ州に至る地域に夏のような気温をもたらす見通しだ。カリフォルニア州サンフランシスコからアリゾナ州フェニックスの数百万人に猛暑警報などの高温注意報が発令されており、対象は今後拡大する可能性が高い。

例えばフェニックスでは、3月の観測史上最高気温は38度(カ氏100度)だが、この熱波が襲来している間の予想気温は少なくとも41度で、数日間にわたって38度を上回るとみられている。

米国立気象局は「多くの地点で3月としての観測史上最高気温を記録し、観測史上最も早く38度に到達する可能性が高い」としている。

この極端な高温現象の強度と異例さは、2021年に発生した太平洋岸北西部の熱波に匹敵する可能性がある。このときは数百人が死亡し、オレゴン州とワシントン州の気温は6月に48度以上にまで急上昇した。

極端な高温は毎年、米国で最も多くの死者を出す気象関連の要因となっており、早い季節の熱波は特に深刻な公衆衛生上の危険をもたらす。地域によって異なるが、西部の住民はまだ約29〜40度の気温に慣れていないためだ。さらに、影響を受ける地域の一部ではエアコンが普及しておらず、脅威を増幅している。

この早期の高温は数カ月にわたって影響を及ぼし、その他の致命的な結果をもたらす可能性がある。例えば、ただでさえ少ない積雪が少なくとも通常より1カ月早く融け出すといった事態だ。こうした状況は今後迎える乾期における水の供給不安と山火事への懸念を引き起こしている。

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