(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会に出場するイラン代表チームの入国について、米政府が姿勢をやや軟化させている。米国土安全保障省は、26日にエジプトと対戦する試合の2日前に、イラン代表チームが入国することを認めたと明らかにした。
国土安全保障省の広報は、「イラン代表チームは6月26日にシアトルで行われる第3戦に向け、試合2日前の米入国を許可された」とCNNに語った。
一方で「イラン代表チームは引き続き、試合終了当日に出国する必要がある。全般的な安全対策や手順に変更はない。我々は引き続き、選手とスタッフ、ファンにとって可能な限り安全な大会の実現に尽力する」とした。
イランは当初、米アリゾナ州トゥーソンを今大会のベースキャンプとする予定だったが、直前になってメキシコのティフアナへ変更を強いられた。米国とイランの戦争の影響で、代表メンバーの一部は米国への入国ビザを取得できず、最初の2試合については試合前日に入国して試合後はほぼ即刻出国しなければならなかった。
イラン代表チームは初戦でニュージーランド、第2戦でベルギーと対戦し、それぞれ2―2、0―0で引き分けた。現在はグループGでベルギーを抑えて2位につけており、もし26日のエジプト戦に勝利すれば同グループの首位に立つ。
しかし、ニュージーランド戦を終えたわずか数時間後に飛行機でティフアナへ戻らなければならなかったことに対しては不満が噴出した。同チームはロサンゼルスで一泊した後、体力が回復してから翌朝の飛行機に乗ることを想定していた。
米政府は、代表チームが試合直後にメキシコへ戻る取り決めについてはイラン側が合意したと主張している。

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