文庫本の裏表紙に書かれた、一風変わった「あらすじ」がXで注目を集めています。投稿したのは、桃さん(@pink_moon_gray)。
桃さんは「#あらすじでおすすめ」とハッシュタグを付け、「抱腹絶倒の面白さを伝えつつ 字余りも字足らずなしの構成 素晴らしい!完璧なあらすじ」とコメント。文庫本の裏表紙を撮影した写真を投稿しました。
そこに並んでいたのは、
「戦慄!初めての催眠術体験(有料)」
「術後!肛門科医との忘れ難い一夜」
「恥辱!十年ぶりのダンスレッスン」などという、インパクト抜群の文言。
「戦慄!」「術後!」「妖怪!」「他力本願!」など、勢いのある言葉で始まりながら、それぞれ絶妙な長さにまとめられています。
内容の濃さはもちろん、ずらりと並んだときの整然とした見た目にも目を奪われる“あらすじ”。投稿主が「字余りも字足らずもなし」と評したくなるのも納得の仕上がりです。
この投稿には「肛門と言えば…『あ』から始まるあの人?」「たぶん…お腹の弱い作家さんじゃないでしょうか?」「ここだけ読むと直木賞や本屋大賞取った作家さんとは思えない」「私も読みました」といった声が寄せられています。
投稿主に聞いたところ、これは朝井リョウさんの『そして誰もゆとらなくなった』(文藝春秋)だそう。
作品については、「あらすじから期待していましたが、それを上回る面白さでした。公共の場では読めないほど笑えるエッセイ3部作の完結編で、過去作とのつながりを感じつつ、笑いと感動の両方を味わえる一冊です」と感想を語っています。
反響の大きさについては「想像以上の反響がありとても驚きました。特に『肛門という単語で作家が分かる』というリプライが多かったのが印象的でした。朝井さんはお腹が弱いエピソードでもよく知られているので、改めて著者の人柄や作品が多くの読者に愛されていることを実感しました」と話しています。

1 時間前
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