生で食べないよう推奨されている魚を、それと知らずに刺身などで食べてしまうと、思わぬ寄生虫に感染することがあります。
中には、排便時に「長い虫体が肛門から垂れ下がる」ことで感染に気づくケースもあるといいます。
その寄生虫については、自治体も注意を呼びかけています。

寄生虫の拡大写真
東京都
寄生虫の正体は?
東京都保健医療局によると、その寄生虫とは「日本海裂頭条虫」(条虫類)。別名「サナダムシ」として知られています。
体長は幼虫で2〜3cm、成虫になると5〜10mにも達するといいます。サケやマス、特にサクラマスに寄生している場合が多いとのことです。
ヒトに寄生して成虫になると、下痢や腹部膨満感といった軽度の消化器症状を起こすとされています。
潜伏期は2〜3週間。排便時に長い「きしめん様」の虫体が肛門から下垂することで、感染に気づくことが多いといいます。(国立健康危機管理研究機構・感染症情報提供サイトから)。
なお、タイでは2021年3月、村人の排泄物から長さ約18メートルのサナダムシの一種「カギナシサナダ」が見つかったと、朝日新聞が報じています。
同紙によると、カギナシサナダの中間宿主はウシ。その生肉を食べた場合、人に寄生するといいます。
東京都は、サケやマス類を生食しないことや、マイナス20℃で24時間以上冷凍してから食べるよう呼びかけています。

1 時間前
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