(CNN) 今週の激しい洪水にのみ込まれた中国の国境検問所をめぐり、複数の救助関係者は中国国営メディアの取材に対し、生存者の兆候は見られないと証言した。
水の壁が通過した後、「識別可能な建物の輪郭は一切残っていなかった」とも付け加えた。
洪水は26日に発生した。この様子を捉えた映像の一部には、「ギロン港(吉隆口岸)」の大きな行政庁舎が完全に洪水にのみ込まれ、大型車両がおもちゃのように押し流される様子が映っていた。
中国の救助チームは28日午後、海抜3800メートルを超える場所にあるこの国境検問所に到着した。
救助チームの責任者は中国国営中央テレビ(CCTV)に対し、「土砂崩れの被害を受けた区域の建物はほぼ押しつぶされ、建物の輪郭は全く判別できない」と説明。「地面は厚い泥とがれきに覆われ、堆積(たいせき)物が広い範囲にうずたかく積もっている。特に検問所のインフラは被害が深刻だ」と語った。
これまでのところ生存者は発見されていないものの、救助責任者は「わずかでも希望がある限り、決して諦めない」と語った。
中国応急管理報によると、数十キロの装備を背負う救助隊員たちは、「数歩歩くだけで激しい胸の締め付けや息切れ、めまい、頭痛を起こしかねない」過酷な状況で救助に当たっているという。

1 時間前
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