(CNN) トランプ米大統領は28日夜、ベネズエラとの間で石油に関する合意に達したと明らかにした。米国の石油埋蔵量は「2倍以上」に増え、石油供給の増加やガソリン価格の引き下げにつながるとしている。
トランプ氏はSNSに「ルビオ国務長官とヘグセス戦争長官は私の指示の下、大きな尊敬を集めるベネズエラのロドリゲス暫定大統領と緊密に連携し、民間企業との提携を通じて、ベネズエラ国内で確認されている石油埋蔵量650億バレル超について過半の支配権を確保した。米国の納税者には一切負担をかけない」と記した。
中間選挙を約2カ月後に控える中、トランプ氏がガソリン価格の引き下げを強調した背景には、ガソリンの全国平均価格が1ガロン(約3・8リットル)当たり4ドルを超えている現状がある。
この半年、イランとの戦争の影響で世界の石油供給の5分の1に混乱が生じていたが、ここ数週間で事態は重大な局面を迎えた。数十億ドル相当の石油や燃料の商業用在庫が消失し、米国の緊急備蓄量は1980年代初め以来の低水準に落ち込んでいる。債券投資家や有権者は価格高騰にしびれを切らしつつある。
トランプ氏は投稿で「今回の歴史的な取引により、米国の石油備蓄量は2倍以上に増える。石油供給は大幅に増加し、今後長きにわたって全国民のガソリン価格を大幅に引き下げるだろう。同時に、途方もない成功と偉大な繁栄への道を歩み続けるベネズエラの一助にもなる」と主張した。
ロドリゲス氏も両国の合意を称賛した。
28日夜の声明で、「我々の目標はエネルギー生産大国としての地位を確固たるものにし、我が国の膨大な埋蔵量を国の発展や雇用創出、労働者の所得向上、国民の福祉に役立てることにある」と説明した。
ホワイトハウス高官はCNNに対し、交渉を通じた合意の結果、米国は「埋蔵量ベースで世界2位の民間石油会社となる新たな民間合弁企業の実質生産量の55%」を獲得することになると語った。

3 時間前
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