毒性持つ毛虫が大量発生、被害樹木からの巣の除去に追われる当局 ドイツ

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ベルリン(CNN) ドイツ全土の当局は、有毒な毛虫が大量発生する深刻な事態への対応に追われている。この毛虫は重篤な健康被害を引き起こす可能性があり、首都ベルリンを含む各地で公園やその他の屋外施設が閉鎖を余儀なくされている。

当該のギョウレツケムシの体表は、有毒物質を含む微細なとげ状の毛で覆われている。この毛が人に触れると発疹、結膜炎、呼吸困難を引き起こす可能性がある。有毒な毛は簡単に抜け落ち、風によって遠くまで運ばれることもある。

また、この毛虫は被害を受けたオークの木に絹のような白色の巣を作る。巣の中にもさらに多くの有毒な毛が含まれている。

毛虫の大量発生は特にベルリンで深刻化している。そのため市内で最も人気のある緑地の多くは、近づかないよう警告する赤白のテープが張られ、まるで犯罪現場のような様相を呈している。

この毛虫は被害を受けたオークの木に絹のような白色の巣を作る/Claudia Otto/CNN
この毛虫は被害を受けたオークの木に絹のような白色の巣を作る/Claudia Otto/CNN

CNNは、ベルリンで2番目に大きい公園であるユングフェルンハイデ公園を訪れた。この公園は、同市のシャルロッテンブルク・ビルマースドルフ区で最も深刻な被害を受けている場所の一つ。

そこでは高所作業車2台と、換気マスクを含む青い防護装備を完全に着用した作業員7人が、アスベスト処理用に設計された種類の吸引機を使い、地上約20メートルの枝から巣を吸い取っていた。

こうした吸引機を使用することで、有毒な微細毛を一本たりとも逃さないようにしている。微細毛は、毛虫1匹からおよそ70万本確認できるという。

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