株式会社横浜アリーナ(以下、横浜アリーナ)が6月19日に公式サイトで「トイレのご利用につきまして」と題した文書を公開した。
その中でイベント終演後の横浜アリーナのトイレの利用について「運用の改善を図ってまいります」とした。
6月15日に来場者向けに呼びかけた「近隣施設のトイレ利用禁止」に対して、SNS上で疑問の声があがっていることに対応したとみられる。
「近隣施設のトイレ利用禁止」⇨「運用の改善」終演後トイレ封鎖への疑問の声があった
横浜アリーナが公式サイトで来場者に呼びかけた当初の文書では「近隣施設のトイレ利用禁止」として「本来の施設利用者の皆さまが利用できず大変ご迷惑がかかりますので、近隣店舗やオフィスビルのトイレの利用はお控えください」と記載していた。
これが公開されると、SNS上では「横浜アリーナはライブなどのイベント終演後すぐにトイレが封鎖されてしまうため、周辺施設のトイレを使わざるを得ない」といった趣旨の声が相次いだ。
今回出された文書では、「今回、多くの皆様から頂きました貴重なご意見を踏まえ、イベント終了時にご来場者の皆様の安全な退出動線を確保しつつ、終演後も横浜アリーナのトイレをご利用いただけるよう、主催者様と連携しながら運用の改善を図ってまいります」とした。
また、「来場者の皆様に安全かつ速やかにご退場いただくために、終演後にトイレをご利用いただけない、または利用しづらい状況が生じたことを認識しております」と説明している。
ライブのトイレ事情について多くの意見
横浜アリーナの文書には「トイレのご利用に関して多くのご意見をいただきました」「多くの皆様から頂きました貴重なご意見を踏まえ」とあり、SNS上の声に応えた形といえる。
ただ、批判が横浜アリーナに集中する一方で、「終演後のトイレを封鎖しているのは、会場をレンタルしている主催者なのでは」という声もユーザーの間にあった。
横浜アリーナの文書には、「終演後も横浜アリーナのトイレをご利用いただけるよう、主催者様と連携しながら運用の改善を」とあり、主催者側がトイレ時間を見込んだスケジュールを組むことなどが求められているようだ。
このほか、開場前にトイレが使えず困るという声もあった。
会場横でオリジナルグッズの販売が行われる場合、目当てのグッズを求めて開場前から多くの来場者が並ぶものの、会場内には入れずトイレも使えないためだ。
今回の一件で、ライブなどのイベントにまつわるトイレ事情が改めて浮き彫りになった。
横浜アリーナ「トイレのご利用につきまして」全文
トイレのご利用につきまして
平素より横浜アリーナをご利用賜ります皆さま、ならびに地域の皆さまをはじめ、当会場の運営をお支えいただいておりますすべての方々に、謹んで厚く御礼申し上げます。
今回、従前からホームページなどに掲載しておりました「ご来場の皆さまへ ~ご来場の際のマナー向上について~」を改めて周知させていただいたところ、トイレのご利用に関して多くのご意見をいただきました。
これまで横浜アリーナでは、来場者の皆様にトイレをできるだけ快適にご利用いただけるよう、改修工事による個室の増設を図るとともに、運用においてもイベントに応じた男女トイレの振り替えやトイレ内の動線の見直しなどの取り組みを実施してまいりました。
そのような中で、来場者の皆様に安全かつ速やかにご退場いただくために、終演後にトイレをご利用いただけない、または利用しづらい状況が生じたことを認識しております。
今回、多くの皆様から頂きました貴重なご意見を踏まえ、イベント終了時にご来場者の皆様の安全な退出動線を確保しつつ、終演後も横浜アリーナのトイレをご利用いただけるよう、主催者様と連携しながら運用の改善を図ってまいります。
今後も皆様に安心、安全に横浜アリーナでのイベントを楽しんでいただけるように取り組んでまいります。ご来場の皆様にも、ルールを守って楽しい思い出を残していただければと考えております。
何卒、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
2026 年6月19日(株)横浜アリーナ

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