(CNN) 米ニューメキシコ州北部の国有林でハイカーが先週発見した遺体について、当局は約1年前に消息を絶ったロスアラモス国立研究所の職員、メリッサ・カシアスさんであると確認した。
遺体はカシアスさんが失踪してから約11カ月後の5月28日に発見された。場所はカーソン国有林のマクガフィー・リッジ地域で、自宅のあるタオスから24キロ近く離れていた。ニューメキシコ州警察は報道向け発表で、遺体のそばから拳銃も見つかったと明らかにした。
警察によると州の法医学調査局は遺体がカシアスさん本人であることを正式に確認したものの、死因および死亡状況についてはまだ特定していない。遺体は今後、同局によるさらなる人類学的調査を受ける予定だ。
州警察は1日、CNNからの取材に対しそれ以上のコメントを控えた。CNNは法医学調査局およびロスアラモス国立研究所にも問い合わせている。
州警察によると54歳のカシアスさんは2025年6月、ニューメキシコ州タルパ近郊の高速道路沿いを歩いているところを目撃されたのを最後に消息を絶った。財布や身分証明書、携帯電話などの所持品は、現場から約13キロ離れたタオスの自宅に残したままだった。当時のNBCニュースによると、携帯電話のうち1台は工場出荷時の状態にリセットされていたという。
警察によれば、カシアスさんは25年6月26日、勤務先に現れず、娘の職場を訪れた後も帰宅しなかったことから行方不明として届け出られた。当時、ニューメキシコ州公安局はCNNに対し、事件性は疑われていないと説明していた。
CNNはカシアスさんの家族に連絡を取っている。
米国ではこの数年、機密性の高い核・航空宇宙研究に携わる人物がカシアスさんを含めて少なくとも10人死亡または行方不明となっている。これらの事例を巡っては関連性を疑う声が噴出。オンライン上ではさまざまな臆測も広がっている。
同じくロスアラモス国立研究所の職員だった78歳の退職者、アンソニー・チャベスさんも25年5月に行方不明となったが、警察は事件性を示す兆候はないとしている。
その他の事例では、退役した空軍少将1人も今年2月から行方不明。自宅のあるニューメキシコ州を携帯電話、眼鏡、ウェアラブル端末を持たずに出た後、行方が分からなくなっている。同じ月、その場所から約1300キロ離れたカリフォルニア州ロサンゼルス郡では、カリフォルニア工科大学の天体物理学者カール・グリルメア氏が自宅の外で銃撃され死亡した。容疑者は先週、殺人および関連容疑について無罪を主張しており、今週後半に予定されている予備審問を前に拘留が続いている。
共和党主導の下院監視委員会は4月、機密性の高い科学情報にアクセスできたとされる人物たちの死亡および失踪について調査を行うと発表した。連邦捜査局(FBI)もまた、エネルギー省やその他の連邦・州・地方機関と協力し、これらの事例の間に何らかの関連性があるかどうかを調べていると述べている。

2 時間前
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