嘘を見抜くコツは「顔を見る」のではなく「声だけを聞く」こと

2 時間前 1

顔を見ないほうが、嘘を見抜きやすくなる?

私たちは普段、相手の表情や身ぶりから気持ちを読み取ろうとします。

目が泳いでいる、声が上ずっている、落ち着きがない。こうしたサインを見ると、「この人は何か隠しているのでは」と感じることがあります。

しかし、嘘のサインはそれほど単純ではありません。

研究者は、人間には一度に処理できる情報量に限界があると説明しています。

相手の顔、表情、姿勢、手の動き、声の調子、話の内容を同時に追いかけると、はどこに注目し、どこを無視するかを絶えず選ばなければなりません。

その結果、情報が多いほど正確に判断できるどころか、かえって判断を誤る可能性が高まるのです。

研究では、模擬的な容疑者インタビューを使い、参加者に「映像と音声」を見聞きして判断してもらう条件と、「音声だけ」を聞いて判断してもらう条件を比べました。

すると、音声だけを聞いた参加者の嘘を見抜く全体的な正答率は61.7%だったのに対し、映像と音声を見聞きした参加者では35%にとどまりました。

これは、相手の顔をよく見るほど嘘を見抜ける、という一般的なイメージとは逆の結果です。

もちろん、声だけを聞けば必ず嘘が分かるという意味ではありません。

それでも、余計な視覚情報を減らすことで、声のリズムや抑揚、話し方の変化に注意を向けやすくなる可能性があります。

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