別機で秘密裏にトルコ出国のトランプ氏、複数の側近が同行 肩撃ちミサイルの脅威で乗り換えか

1 週間前 8

(CNN) トルコを訪問したトランプ米大統領が先月、エアフォースワン(大統領専用機)から秘密裏に抜け出して小型機に乗り込んだ際、複数の側近が同行して出国していたことが分かった。事情に詳しい情報筋が明らかにした。閣僚数人はトランプ氏を乗せずに飛行した旧型のエアフォースワンに残った。

トランプ氏と小型機に乗り込んだ側近には、トランプ氏の移動に常時同行する秘書役のナタリー・ハープ氏、スカビーノ大統領次席補佐官、頻繁に移動を共にするナウタ大統領執務室運営局長が含まれる。

ヘグセス国防長官もトルコ首都アンカラから離陸した小型機「C32A」に同乗したが、ルビオ国務長官とベッセント財務長官、ミラー大統領次席補佐官はエアフォースワンに残った。

この件に詳しい関係者によると、トランプ氏を別機でひそかに出国させる計画を急きょ立案したのは、エアフォースワンが肩撃ち式ミサイルで狙われるという具体的な脅威があったためだという。この脅威は、先月トルコで開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の最終日に浮上した。

脅威が非常に具体性を帯びていたことから、トランプ氏が旧型のエアフォースワンや、サミットへの移動に使用したカタールからの寄贈機で出国した場合、命が大きな危険にさらされるとの懸念が当局者の間で広がった。

この関係者は脅威に関する情報の出所について言及しなかったものの、イラン側がトランプ氏のトルコでの日程を具体的に把握しているように見えたこともあって、深刻な脅威と判断された。トランプ氏はアンカラ中心部にある高級チェーンのホテルで一泊し、ホテルとサミット会場の間を数回にわたって行き来した。

軍やシークレットサービス(大統領警護隊)などの当局者は、機内食搬入用のケータリングトラックでトランプ氏を別の機体に移し、数時間以内に出国させる計画を立案した。

CNNの映像分析によると、アンカラの空港関係者はトランプ氏の車列が駐機場に到着する前から、エアフォースワンの横にケータリングトラックを配置し出していたとみられる。

トランプ氏がエアフォースワンに乗り込んだ後、ケータリングトラックのコンテナが降ろされた。トラックは大型のエアフォースワンから離れると、比較的小型のC32Aのそばに停車した。

トランプ氏を降ろしたエアフォースワンは、現地時間の午後8時44分ごろに離陸。トランプ氏を乗せた小型機のすぐ横を通り過ぎた。小型機は1分後に地上走行でその場を離れた。

エアフォースワンの搭乗者のほとんどは、トランプ氏が乗ってないことに気づいていなかった。

すべての機体が英国の軍事基地に着陸した後、トランプ氏はワシントンへの帰途に就くため、旧型のエアフォースワンから新しいカタール寄贈機まで歩いて移動した。映像にはヘグセス氏とナウタ氏、ハープ氏がトランプ氏に付き添う様子が映っている。

記事全体を読む