ベルギーの自動車販売員、26歳で王子に DNA鑑定で王室の血筋が判明

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(CNN) ベルギーで自動車販売員をしていた男性、クレマン・ファンデンケルクホーフ氏が26歳にして王子となった。国王の弟であるロラン王子の息子として認知された。

ファンデンケルクホーフ氏の母親は、ベルギー人歌手で1990年代にロラン王子と交際していた。本人が16歳になった10年前に、初めて父親が誰なのかを明かしたという。

今週明らかになったところによると、ファンデンケルクホーフ氏はDNA鑑定で王室との血縁関係が証明された後、約6カ月前に役所での手続きを経て、フィリップ国王の弟の息子であり相続人であるとして法的に認知された。

英紙テレグラフが19日に報じたところによると、ロラン王子は同国の市民台帳にファンデンケルクホーフ氏の父親であることを登録した。

この手続きにより、新たに王子となったファンデンケルクホーフ氏は、ロラン王子が2003年に結婚したクレール妃との間にもうけた子どもたちと同等に、ロラン王子の私有財産に対する相続権を得る。

一方で、王室からの手当を受け取ることはなく、公務を担うことも求められない。また、ベルギー王位の継承権もない。

ファンデンケルクホーフ氏は00年8月、ベルギー人歌手ウェンディ・ファン・ワンテン氏の息子として生まれた。本名はイリス・ファンデンケルクホーフ。

ファン・ワンテン氏とロラン王子は1990年代、パリで開かれたファッションショーで偶然出会ったことをきっかけに交際を始めたが、長続きしなかった。ロラン王子の父親にあたる当時の国王が交際に反対していたとの臆測もある。

1990年代当時のロラン王子とウェンディ・ファン・ワンテン氏/Daelemans/Photonews/Getty Images
1990年代当時のロラン王子とウェンディ・ファン・ワンテン氏/Daelemans/Photonews/Getty Images

ベルギー王室をめぐる秘密が明るみに出たのは今回が初めてではない。

現在92歳のロラン王子の父親も長年にわたって認知をめぐる法廷闘争を続けた末、20年に不倫でできた娘がいることを認めた。娘であることが認められたデルフィーヌ・ボエル氏(58)には王女の称号が与えられた。

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