香港(CNN) 中国の習近平(シーチンピン)国家主席が来週、北朝鮮への異例の訪問を行う予定であることが分かった。習氏は数週間前、北京で米国のトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領とそれぞれほぼ立て続けに会談していた。
中国国営新華社通信は5日、習氏が8日から始まる2日間の国賓訪問中に北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記と会談すると発表した。北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)もこの訪問を確認している。
習氏が北朝鮮を訪問するのは2019年以来。歴史的に深く結びつきながらも複雑な側面を抱える中朝関係を温める中国側からの最新の働きかけとなる。習氏にとっては今年最初の外遊でもある。
CNNの集計によれば、26年に入ってから習氏が北京に迎えた各国の指導者は17人に上る。今週にはラオスの首脳との会談も予定されている。
習氏と金氏が最後に顔を合わせたのは昨年9月。この時金氏は北京で行われた軍事パレードにおいて、多数の世界の首脳とともに特別ゲストとして招待されていた。プーチン氏もこのパレードに出席しており、3人の権威主義的な指導者たちはそこで前例のない結束を示した。
来週の訪朝は習氏にとって、多様な相手との直接的なパイプを持つ地政学的な仲介役としての自らの存在感を改めて示す機会となる。
中国外務省の毛寧報道官は5月、「中国と北朝鮮の間のあらゆる交流は、双方の利益だけでなく地域の平和と安定にも資する」と述べた。
習氏の訪問時期については、同氏がトランプ氏と金氏の仲介役を務めようとしているのではないかとの臆測を呼んでいる。
トランプ氏は第1次政権時代に金氏と3度会談した。これは北朝鮮の核開発計画を解体しようとする大々的な外交努力の一環だったが、最終的には行き詰まった。トランプ氏は、その外交を再開することに再三関心を示している。
朝鮮半島問題は、5月中旬にトランプ氏が3日間の日程で北京を訪問した際、習氏との間で話し合われた議題の一つだった。ホワイトハウスの発表によれば、両首脳は「北朝鮮の非核化という共通の目標」を持っている。
第1次トランプ政権下での協議決裂以降も、北朝鮮は国際社会からの制裁に反して核兵器開発計画を推し進めている。

3 時間前
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