東京都世田谷区は4月から、全ての区立小中校や公共施設などの計193施設、2696カ所で生理用品の設置をスタートした。
「生理によるジェンダーギャップを少しでも解消し、生理に対する無理解や偏見をなくす」ことを目的としている。
自治体による広範囲での生理用品設置に対し、SNS上では「素晴らしい」「ナイス取り組み」「この動き、日本中に広まれ」との声が上がっている。
生理用品の製造・販売を行うユニ・チャームと連携した取り組み。
生理に伴う負担、「個人の問題ではなく社会全体の課題」
世田谷区によると、生理用品を設置するのは、区役所や図書館、児童館、区民センターなど101施設の女性用トイレ、多機能型トイレ計203カ所。
そして、全区立小・中学校92校の対象学年全個室トイレ、来賓・職員用トイレ計2493カ所。
区は「生理に伴う女性の様々な負担を個人の問題ではなく、社会全体の課題」として捉え、「共に支えあう社会の実現」に向けて生理用品の設置を決めたとしている。
生理用品は、ユニ・チャーム製の段ボール製箱型ディスペンサーと、SHARP製の電動型ディスペンサーで設置され、設置の趣旨を記載した啓発ポスターも添える。

ユニ・チャーム/ シャープ
経済的な理由などで、まとまった数の生理用品が必要な人には、各総合支所子ども家庭支援課や、男女共同参画センター「らぷらす」窓口でパック単位で配布する。
職員向けの「生理研修」も実施
ユニ・チャームと連携した取り組みの一環として、職員への「みんなの生理研修」も無償で実施される。
生理に関する知識向上と職場における相互理解の促進が狙い。
「ソフィ みんなの生理研修」はユニ・チャームが、企業などを対象に2020年から継続している研修プログラム。
ユニ・チャームは、生理についての授業で活用できる特設サイトを公開したり、「どこでもソフィ」で学校・企業向けに生理用品ディスペンサーを無償提供したりするなど、生理をめぐり様々な取り組みを展開している。
世田谷区の施設2662箇所に設置される、段ボール製箱型ディスペンサーもこの取り組みの一環で、無償提供される。設置する生理用品に関しては、世田谷区が購入する形。

2 時間前
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