(CNN) ロシア国防省によると、英仏海峡を航行中だったロシアのフリゲート「アドミラル・グリゴロビチ」は16日、自艦と衝突する進路を取っているように見えた英船籍のヨットの数百メートル前方に向けて警告射撃を行った。
ヨットから負傷者や損傷の報告はなく、現在も航行を続けている。
ロシア国防省によると、フリゲートの乗員が民間ヨット「ブライト・フューチャー」を視認したところ、自艦の「至近距離」にまで接近しかねない「危険な進路」を取っていた。
国防省によると、ヨットの乗員に無線で何度か連絡を試みたものの応答はなく、ヨットが針路を変更しなかったため、注意喚起のため信号弾を発射したという。
ロシア国防省によると、ヨットは「危険な接近」を続け、約150メートルの距離まで近づいた時点で、フリゲートの艦長は「艦載されている小火器でヨットの進路に沿って警告射撃を行うことを決定」した。その後、ヨットは針路変更してロシア艦から離れたとされる。
ロシア国防省は「フリゲート『アドミラル・グリゴロビチ』の乗員は国際海事規則に厳格に従って対応した。事故を防ぐためにあらゆる必要な措置を講じた」としている。
英国防省の報道官は16日、一連の警告射撃は英国船を狙ったものではなく、「衝突の可能性を防ぐ試み」だったとの見解を示した。この出来事はワイト島の南32キロ、英国の領海の外で発生した。
英仏海峡は世界で最も船の往来が多い海域で、海峡を通過するロシア軍艦の動きは英当局によって普段から追跡、監視されている。英国防省報道官によると、グリゴロビチは16日、当時この海域で活動していた英海軍の哨戒艦「マージー」に追跡されていたという。

2 時間前
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