(CNN) フェイスブックとインスタグラムを運営するメタの人工知能(AI)モデルがサイバーセキュリティーのテスト中に他社のシステムへ侵入した。広報が5日に確認した。自社のAIエージェントが暴走した企業にメタも加わった形だ。
メタによると、侵入はテスト中に起きた偶発的なエラーによるもので、オープンAIやアンソロピックが以前に公表した事案と同様だという。
同社の広報は、モデルの一つである「Muse Spark(ミューズ・スパーク)」がテスト会社の設定ミスにより、意図せずインターネットへ接続できる状態になったと説明した。
このモデルは、「他社で以前に報告された事例と同様の方法で」別の企業の「セキュリティー上の脆弱(ぜいじゃく)性を悪用」した。
テスト会社は声明で、この事案について、アンソロピックが先週公表した「評価環境をめぐる問題と全く同じ」だと説明。アンソロピックのケースでは、モデルが公開されたインターネットに接続できる状態になり、3社のシステムに侵入した。
今回の事案は「(外部との接続が制限された)サンドボックスからの脱出や高度なサイバー行動を伴うものではなく、未解決の問題はない」という。
この事案を最初に報じた米ニュースサイト「ジ・インフォメーション」によると、メタのAIモデルはある企業のシステムに侵入し、社内システムに変更を加えた。
メタは現在調査を進めている。
メタは、ここ数週間でテスト中のAIモデルが他社のシステムに侵入したと公表したAI大手として3社目。こうした事案はAIエージェントの高度な能力だけでなく、危険性の一端も浮き彫りにしている。

1 時間前
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