ホワイトハウスでのUFCイベント、米軍兵士に無料チケット配布 ただし体形基準満たすのが条件

1 時間前 1

(CNN) 米国防総省の上級指導部は現在、来月ホワイトハウスで開かれる総合格闘技団体「UFC」の大会に招待する制服組の米軍人のリストを作成している。ただトランプ大統領が主催するこの大会のチケットは、軍の体格基準を満たした者にのみ配布されるという。

CNNが確認した指針メモや、この手続きに詳しい関係者が明らかにした。

軍人向けに送られたメモの一つには、「チケット受領者は、DOWが定める腹囲身長比0.55未満の基準を満たし、さらに各軍種固有の体力試験要件をすべて満たしていなければならない」と記されている。DOWは、国防総省が用いる戦争省(Department of War)の略称。

この数値は、国防総省が今年初めに導入した基準とほぼ一致している。同省は軍人の「戦闘即応性」を測定する新たな身体構成基準として、身長に対する腹囲の比率を採用した。

クリーブランド・クリニックによると、米国人の平均身長は男性が約175センチ、女性が約163センチ。これらの身長の場合、兵士の腹囲は平均的な男性で最大約94センチ、平均的な女性で最大約89センチである必要がある。

こうした身体構成基準への変更は、ヘグセス国防長官が強く推進する身体能力重視の方針の一環。ヘグセス氏は昨年、上級制服組指導者らへの演説で、自身が描く軍の姿について語った。

「太った兵士」または「太った将軍や提督がペンタゴン(国防総省)の廊下にいてはならない」。ヘグセス氏は昨年10月、バージニア州クアンティコ海兵隊基地での演説でそう述べた。

国防総省は、UFCイベントに関する上記の指針についてコメントを控えた。

ある国防当局者はトランプ氏のUFCイベントについて、テレビ向けに演出されたものだと示唆。参加者の選定要件は、参加を希望する兵士たちに「太った体形は認められない」という非常に明確なメッセージを送るものだと述べた。

CNNが確認した文書によると、この指針は指揮官に対し、チケットを「本物のUFCファン」にのみ配布することも求めている。また下級下士官および若手将校を中心に対象者を選定するよう指示しているという。

さらに国防総省の指針は、首都ワシントン以外に住む軍関係者を集めることも推奨する。ただチケット自体は無料でも、参加者は旅費を自己負担しなければならないと記している。

国防総省はかねて、トランプ氏と米軍兵士が交流する場面の演出を厳格に管理してきた。同氏が以前フォートブラッグ基地を訪問した際には、演説の聴衆となる兵士らが政治的傾向や外見に基づいて選別された。最終的にトランプ氏の背後に配置され、カメラに映るよう選ばれた兵士たちは、ほぼ全員が男性だった。

記事全体を読む