大手家電量販店チェーン・ビックカメラのオリジナルブランド「ビックアイデア」から、工事不要で使える冷房機器「スポットエアコン」と「ポータブルルームエアコン」が、5月中旬から全国の店舗とネット通販で販売されている。
スポットエアコンは、2025年は発売後早期に完売するほどの人気商品で、価格は3万9800円(税込)。キッチンや脱衣所など、暑さが気になりながらも固定型エアコンに設置するにはハードルがある場所も快適にしたいという生活者のニーズに応える商品だ。
今年は新たに、ポータブルルームエアコンが開発され、価格は6万9800円(税込)。いずれの機種も壁の穴あけや配管工事は不要だ。
商品の特徴は5つある。
1.工事不要で、節約に
最大の特徴は、2機種ともに工事が不要な点。窓パネルを使用することで、排気ダクトを取り付けコンセントに接続して使用できるため、設置工事の負担を抑えることができる。
2.冷風・温風・ドライ・送風の1台4役
夏の冷風だけでなく、梅雨時期の除湿や送風、寒い時期の温風運転まで、1年を通して活用できる。
就寝時に便利なおやすみ設定を搭載しており、表示部のLEDが暗くなり、風量弱で運転する。12時間後に自動で運転を停止する機能もある。
3.厚い場所にしっかり冷風を届けるスポットエアコン
スポットエアコンは、一定速で暑い場所を冷やすモデル。冷房能力は2.3kW(50Hz)/2.6kW(60Hz)で、キッチンや脱衣所、作業スペースなど、暑さが気になる場所に向けて、しっかり冷風を届けやすい仕様だという。
4.温度に応じて運転するポータブルルームエアコン
ポータブルルームエアコンは、インバーター制御を採用した新開発モデル。冷房能力は3.8kWで、設定温度や周辺温度の状態に応じてモーターの回転数を制御しながら運転。より高い出力を備え、部屋をより快適に整えたいニーズに応えます。
5.リモコン付属
いずれの機種も付属のリモコンで操作可能。ポータブルルームエアコンのリモコンにはバックライト付きの液晶がついており、寝室など暗い場所でもスムーズに操作することができる。
PB「ビックアイデア」で売上高1000億円目指す
「ビックアイデア」は、ビックカメラが2026年春に始動した新プライベートブランド。従来の3ブランドを統合・進化させ、単なる高スペックではなく、顧客が「よくぞ出してくれた!」と驚くような体験の提供を目指す。
データ分析に留まらず、専門販売員のマイスターが開発工程に参画。SNSなどの声も拾いながら商品開発を行い、これまで、大風量ヘアドライヤーや2WAYヘアアイロン、卓上IH調理器などのほか、乾性・耐久性・摩擦軽減に着目したタオルなどの日用品も発売してきた。
こうしたPBへの注力の背景には、同社が重要経営課題として、店舗を起点とした顧客戦略を挙げていることがある。2026年8月期第2四半期決算説明会では、2030年までに、商品開発事業の売上高をグループ売上の約1割に相当する1000億円まで引き上げる計画であることが明かされた。

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