(CNN) レバノンの親イラン武装組織ヒズボラは4日、レバノン政府とイスラエルの間で3日に成立した停戦合意について、「レバノン国民の一部を根絶やしにし、残りの人々を隷属させるためのロードマップ」だとして拒否した。
ヒズボラの最高指導者カセム師は声明で、ヒズボラに戦闘停止とレバノン南部からの撤退を求める一方、イスラエルによる「侵略の継続」を認める「架空の停戦」は、「降伏であり、敗北であり、敵の目的達成」に等しいと述べた。
カセム師はレバノン政府に対し、イスラエルとの直接交渉を停止するよう求め、交渉を「茶番であり侮辱だ」と非難した。
「レバノンにとって不条理で屈辱的、かつ恥ずべき直接交渉の結果は、レバノン国民の幅広い層から全面的に拒否されている」と声明で述べた。
米首都ワシントンで3日にイスラエルとレバノン政府の間で成立した合意は、ヒズボラによる攻撃の「完全な停止」と、ヒズボラのレバノン南部からの撤退を求めている。イスラエルの国防相はこの合意を歓迎し、イスラエル軍は「地上での攻撃と作戦を継続」し、「住民の帰還を伴わない形で、レバノン国内の安全地帯に引き続き駐留する」と述べた。
カセム師は、イスラエルに戦闘継続を認める停戦にはヒズボラは参加しないと述べた。
また、「我々が関心を持っているのは、停戦とイスラエルの撤退を通じた侵略の包括的な終結のみ」だとして、「占領が続く限り、抵抗は続く」と語った。

2 時間前
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