京都(CNN) 観光で日本を訪れていた米アラバマ州の大学生が京都で行方不明になり、警察などが懸命の捜索を続けている。
母親のナンシー・ヒギンボサムさんによると、息子のジェームズさん(20、通称ウェストン)は、家族と別行動して1人で列車に乗車。その後位置情報が途絶えたことで、母親は息子の身に異変が起きたことを知った。
家族がウェストンさんの姿を見たのは、一家で来日してから1週間後の5月29日が最後だった。
捜索には市民ボランティアも加わり、米連邦捜査局(FBI)も支援にあたっている。ウェストンさんは森を探索するのが好きだったといい、「見つかるまで帰国するつもりはない」と母親は話す。

ウェストンさんに関する情報提供を求めるポスター/Courtesy Nancy Higginbotham
自然が大好きなウェストンさんは単独でハイキングに出かけることも多く、家族にはアプリを通じて位置情報を共有していた。
この日は家族が寺院を訪れている間に電車に乗り、数件の店に立ち寄った後、再び電車に乗車。その後、位置情報が途切れた。
ウェストンさんが位置情報をオフにしたことはそれまで一度もなかった。午前2時になっても連絡がつかなかったため、家族は警察に行方不明届を出した。
警察によると、ウェストンさんは29日午後6時ごろ、1人で京都駅を出発し、同8時ごろ、同市山科区で森林の中の散策路につながる道を1人で歩いている姿が防犯カメラに映っていた。ウェストンさんの姿が確認されたのはそれが最後だった。
6月2日、京都は台風接近の影響で大雨が降った。京都府警は3日以来、数十人の警官や警察犬、ヘリコプターも出動させて捜索を続けている。捜索は5日も続く予定。事件に巻き込まれた形跡はないとしている。

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