ニトリ、工事不要「ポータブルクーラー」にハイパワーモデル投入⇨14畳対応で夏の広いリビングもガツンと冷やす

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ニトリは、工事不要で使えるポータブルクーラーのハイパワーモデル「ポータブルクーラー(NR-350-OL)」を、一部のニトリ店舗およびニトリネットにて発売した。販売価格は4万9900円(税込)。

工事不要、ノンドレン構造採用

利用にあたってエアコンのような設置工事は不要で、排気を屋外に出すための排気ダクトと、窓に取り付けるダクトパネルを設置すれば使用できる。また、運転時に発生したドレン水は製品内部で蒸発させるノンドレン構造を採用しており、冷風モードではドレンホースを気にせず使用できる。なお、付属のドレンホースを使えば、容器などへの排水も可能だ。

冷風・除湿・送風の3モードとおやすみ設定

温度を16~32℃の範囲で設定できる冷風モードのほか、除湿モード、送風モードを搭載。そのほか、睡眠中の冷えすぎを防ぐ「おやすみ設定」や、1時間単位で設定できるタイマー機能も備えている。

約14畳対応でパワー重視

ニトリは6月中旬にも「木目調ポータブルクーラー(NR-036)」(税込3万4900円)を発売しており、今回のNR-350-OLはそれに続く上位モデルという位置付けと見られる。木目調モデルが「インテリアになじむデザイン」を訴求していたのに対し、今回の新モデルは対応畳数を約14畳まで広げ、リビングなど広い部屋でも使えるパワーを重視している。

猛暑が続く中、家電量販店や家電メーカー各社からポータブルクーラーの新製品が相次いでおり、ニトリも工事不要の手軽さと価格の手頃さを軸にラインアップを拡充している。

PB家電を新たな柱に、決算は「減収増益」

ニトリは家具・ホームファッションに次ぐ「第4の柱」として、自社開発のプライベートブランド(PB)家電に力を入れており、2032年までに世界で2000億円規模の売上を目指している。2024年の低価格ドラム式洗濯乾燥機のヒットに続き、ポータブルクーラーも夏の生活家電として需要獲得を狙う商品の一つだ。

親会社ニトリホールディングスの2026年3月期決算は、売上収益が前期比1.8%減の9122億円となった一方、営業利益は同6.7%増の1255億円、純利益は同8.1%増の892億円と、既存店の客数低迷による減収を物流コスト削減などで補い、増益を確保した。

2027年3月期は増収増益(売上収益9570億円、純利益910億円)を見込むが、直近6月の既存店売上高は前年同月比13.2%減となっており、客数回復が今後のカギとなる。戦略面では、商品の価格・品質の見直しに加え、自社物流センターの稼働やロボット導入によるコスト削減、海外店舗の拡大を進めている。

Trading View提供「ニトリホールディングス」(9843)株価チャート(6カ月)
Trading View提供「ニトリホールディングス」(9843)株価チャート(6カ月)

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株価は7月に入り2400円台を中心に上下を繰り返しており、方向感の乏しい展開が続いている。6月の国内既存店売上高が前年比13.2%減となったことが材料視されていると見られる。

※本記事は、事例として取り上げた金融商品の売買を勧めるものではありません。本記事に記載した情報によって読者に発生した損害や損失に関しては、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。

※株価データは2026年7月22日時点。

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