(CNN) イランの戦争の状況を伝える米国の報道機関に対し、米国のドナルド・トランプ大統領や政権幹部が相次ぎ圧力をかけている。
トランプ大統領は「犯罪者」「非愛国的」などの言葉を使って報道機関を非難した。米連邦通信委員会(FCC)のブレンダン・カー委員長は放送免許で脅しをかけ、ピート・ヘグセス国防長官は記者会見で報道機関を侮辱した。
「情報の伝達者を攻撃する」戦略はあからさまだ。もっともそれは、この戦争に対する国民の支持の異常な低さ、あるいは戦争そのものの成り行きに対する不安の表れかもしれない。
ヘグセス長官のマスコミ批判について、CNNのデービッド・アクセルロッド上級政治解説員は「戦争のニュースが良くならないのなら、戦争のニュースを伝える者を攻撃した方がいいと決めたらしい」とコメントした。
アクセルロッド氏はさらに、トランプ大統領が憲法修正第1条のない国を「うらやんでいる」と推測する。「プーチンならこんな我慢をせずに済む!」
主要メディアが政権の批判にひるむ様子はない。戦時報道を妨害しておとしめようとする行為は、戦争報道そのものと同じくらい古いとの認識がある。
CNNのマーク・トンプソン会長兼最高経営責任者(CEO)は声明の中で、「政治家には、自分の決定に疑問を生じさせる報道を虚偽だと主張する明白な動機がある。CNNにおける唯一の関心事は米国および世界中の視聴者に真実を伝えることであり、いかなる政治的脅しも中傷もそれを変えることはできない」と強調した。
ただし、こうした言説は注視して分析する価値がある。それは大統領の世界観の表れであり、支持者の認識もそこから形作られる。
トランプ氏のメディアバッシングは今、異常に大きな吠え声になっている。15日夜には戦争に関する難しい質問を何度も「虚偽」と呼んではねつけた。イランが偽情報を拡散させていると非難しながら、自らもそうした情報を拡散させた。

1 ヶ月前
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