オリンピック陸上・十種競技の金メダリストでトランプ支持者のケイトリン・ジェンナー氏が、パスポートが自認する性別とは異なる表記に変更され、苦境に陥っていると明かした。
トランプ氏は、2期目の大統領に就任した初日に、性別を男性と女性の2つのみとする大統領令に署名。
性別は出生時に決められたもので変更は不可とし、パスポートやビザの性別表記を「男性」または「女性」のいずれかに限定するよう国務省と国土安全保障省に指示した。
ジェンナー氏はトランスジェンダー女性で、2015年に法的な性別と名前を変更。出生証明書やパスポートなどの公的書類の性別表記も、男性から女性に変えた。
しかし、最近パスポートを更新したところ、性別表記がM(男性)になっていたとトーク番組「トミ・ラーレンは大胆不敵」で明かした。
ジェンナー氏は、「すべてが台無しになっていた」と強調。
「修正しようとしたが変更できなかった」「これは安全の問題です。この状態では、海外旅行ができない。このパスポートは使えない」と語った。
ジェンナー氏は「私はトランプ大統領を責めてはいません。彼のことは好きです」と擁護しつつ、「でも多くの人にとって、これは非常に大きな問題なんです」とも訴えている。
ジェンナー氏は、この問題が自身を含めた多くの人々にどのような影響を与えているかをトランプ氏に手紙で伝えたものの、まだ返事はないという。
「彼は今とても忙しいんでしょう。私の性別表記の大きな問題ではないということはわかっています。だから彼を全く責めてはいませんし、彼のことも、やっていることも好きです。でも今は、この問題を解決するために次に何をすべきかを考えようとしているところです」と語った。
トランプ政権は現在、選挙登録をする際に、市民権を証明する書類の提出を義務付ける法律を作ろうとしている。
ジェンナー氏は、「今では投票にも適切な身分証明が必要になっていますが、私は持っていません」と述べ、選挙で支障が出ることへの懸念も口にしている。
ジェンナー氏はトランプ氏の友人で、2016年と2024年の大統領選挙で、トランプ氏を支持した。
ジェンナー氏の発言に対し、SNSには「まさか自分の顔がヒョウに食べられるなんて思わなかった」などのコメントが投稿されている。
これは支持した政治家や政党に裏切られることを意味する表現で、トランプ氏の政策で苦境に陥ったMAGA支持者に対する皮肉としてよく使われている。

4 週間前
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