トランプの「インフレが大好き」発言に批判⇒「国民の生活費が上がることを喜んでいる」

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アメリカ労働省が6月10日に発表した5月の米消費者物価指数は、ガソリン価格の上昇などを受けて前年同月比4.2%上昇し、インフレ率が過去3年間で最高水準に達した。

インフレで市民の生活費負担が増えているが、トランプ大統領はまったく気にかけていないようだ。

トランプ氏は10日、この日発表されたインフレ率について記者に聞かれ、「私はインフレが大好きです」と発言。

「素晴らしい数字だ。私が本当に好きなものを知っていますか?インフレが大好きなんです」と述べた。

さらに、「なぜだかわかりますか?この戦争が終わりさえすれば――」と言いかけたが、突然話題をイランに変更。

「今なら言えますが、君たちが知らなかったことです」と前置きして、次のように主張した。

「我々が何百万バレルもの石油を持ち出していることを知っていましたか?これは誰も知らないことです。誰が知らなかったと思いますか? イランです。今、この瞬間まではね」

さらにトランプ氏は、アメリカが石油を秘密裏に持ち出したという作戦の詳細を、こう語った。

「先日の夜、我々は22隻の船を出しました。深夜、明かりをつけずにです」

「なぜなら、イランにはレーダーがないからです。我々が徹底的に破壊しましたから。それをやったので、石油価格は1バレル85ドル(まで下がったん)です」

トランプ氏は、石油の運び出しと消費者物価指数がどのように関係するのか、なぜインフレを気に入っているかについて、それ以上説明しなかった。

さらにその後の質問で、戦争が終わればインフレ率は「岩のように急降下するだろう」とも主張した

トランプ氏は、自身の発言で国民の不安や不満を和らげられると考えたのかもしれない。

しかし、トランプ氏と対立する民主党の議員らは、「大統領は、皆さんがより高い値段を支払わされていることを気に入っているのだ」「国民の生活費が上がることを喜んでいると自ら認めた」などのコメントをSNSに投稿して批判している。

トランプ氏は、戦争が終わればインフレ率は岩のように急降下すると主張しているが、その言葉通りにならなければ、11月の中間選挙で共和党にとってマイナス要因になりうる。

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