トランプに「愚かだ」と侮辱されて怒りの途中退席をくらった記者、その後の大統領との会話の内容を明かす

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アメリカのトランプ大統領は6月7日に放送されたNBCの報道番組「ミート・ザ・プレス」で、司会者の質問に怒って途中で退出した。

このインタビューで質問をしたクリステン・ウェルカー氏が、その後のトランプ氏との会話の内容を明らかにした。

ウェルカー氏は、「インタビューの翌朝に(大統領と)話しました。彼が何を言ったかを文字通りお伝えすることは避けますが、『雨に妨害された、またワシントンでやろう』ということを言われました」と、ヴァニティフェアの取材に語った。

怒って途中退席したトランプ氏

ミート・ザ・プレスのインタビューは、ウィスコンシン州に設けられた臨時の撮影セットで、激しい雨が打ちつける中で行われた。

トランプ氏はこのインタビューで「2021年1月6日の連邦議会議事堂襲撃では、FBI捜査官が親トランプ派の暴徒を議事堂内へ誘導した」と根拠を示さずに発言。

さらに、自身が敗北した2020年大統領選挙は不正に操作されており、同じことがカリフォルニア州での選挙でも起きているとも主張した。

ウェルカー氏はトランプ氏の主張に反論し、裏付けとなる証拠を何度も求めた。

しかしトランプ氏は証拠を提示せず、ウェルカー氏を「君はゆがんでいる。愚かだ」と侮辱。

怒りを露わにしながら「君たちの選挙はゆがんでいる。君もゆがんでいる。ミート・ザ・プレスもゆがんでいる。ABCも、CBSも、CNNもだ」とメディアを批判し、「もう終わりにしよう。十分だ。ありがとう、お嬢さん。良い時間を」と言ってインタビューを切り上げた。

ウェルカー氏は「大統領待ってください、私はわざわざウィスコンシンまで来たんです」と引き留めようとしたが(同氏はこの発言を後悔しているとヴァニティフェアのインタビューで述べている)、トランプ氏は取材の継続を拒否。

「雨が降る中で、君と1時間も座っていたんだ。降ったりやんだりする中で。時間は十分与えた。君たち報道機関は姿勢を改めるべきだ。不誠実な報道機関を抱えた国は、決して偉大にはならないからだ」と言って立ち上がり、ウェルカー氏の肩に軽く触れて、足早にセットを後にした。

トランプ氏は記者、特に女性ジャーナリストに敵対的な態度をとることで注目を集めている。6月3日には、CNNのケイトラン・コリンズ記者が笑わないことを非難し、女性差別的だと批判された。

ウェルカー氏はインタビュー中にトランプ氏に侮辱されたことをどう感じたかをヴァニティフェアの取材で聞かれ、次のように回答している。

「私は大統領候補だった2015年からトランプ氏を取材していますから、そうした態度にはまったく動じません。会話の一部であり、ある程度は予想しています。自分の質問内容と、答えを引き出すことに集中しています」

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。

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