(CNN) ペルシャ湾での戦争が始まって以降、世界のジェット燃料価格は2倍超に上昇している。国際航空運送協会(IATA)のデータで明らかになった。これを受け、航空各社は燃料サーチャージの引き上げか、運航便を減らす対応を迫られている。
今月27日までの週を対象にしたIATAのジェット燃料価格モニターによると、世界の平均のジェット燃料価格は前月比104%高くなり、現在は1ガロン=4.65ドル(約740円)となっている。
最も上昇幅が大きいのはアジア・オセアニア地域で、同じ期間に134%高くなり、1ガロン当たりほぼ5ドルに達した。
一方、北米は上昇幅が最も小さく、約88%の上昇にとどまった。
米国の燃料卸売会社プレミア・ペトロリアムによると、エアバスA320やボーイング737のような小型の双発旅客機は、1時間当たりおよそ750~900ガロンの燃料を消費する。ボーイング787やエアバスA350のような長距離機では、1時間当たり1500~2200ガロンを消費する。
航空会社は費用の約30%を燃料が占めているため、ほかの石油消費企業よりも大きな打撃を受けている。戦争開始以降、国際指標である「北海ブレント原油」の価格上昇は約60%にとどまっている。
IATAの報告によると、「クラックスプレッド」と呼ばれる原油価格と精製後のジェット燃料価格の差は、過去1カ月で231%、過去1年で287%拡大した。
航空各社は運賃の値上げや航路の見直しなどで対応している。

2 週間前
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