ギャバード米国家情報長官が辞任表明、夫のがん診断理由に イラン巡り足並みの乱れも

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(CNN) ギャバード米国家情報長官は22日、夫ががんと診断されたことを理由に、6月末で辞任すると表明した。

ギャバード氏はトランプ大統領に宛てた書簡で、「残念ながら、6月30日付で辞任を申し出なければならなくなった」と説明。「夫のエイブラハムが最近、極めてまれな骨のがんを患っていることが判明した。今後数週間から数カ月の間、大きな試練にさらされることになる。夫に寄り添って闘病生活を全面的に支えるため、このタイミングで公職を離れなければならない」と記した。

トランプ氏は直ちにギャバード氏を称賛し、ルーカス首席副長官が長官代行を務めると発表した。

トランプ氏はSNSトゥルース・ソーシャルで「ギャバード氏の素晴らしい夫であるエイブラハム氏は最近、まれな骨のがんの一種と診断された。いまの2人は厳しい闘病生活を共に送っており、彼女は当然ながら、夫のそばで健康回復に力を尽くしたいと考えている」と述べ、ギャバード氏について「素晴らしい仕事をしてくれた。不在が惜しまれるだろう」と言い添えた。

ここ数週間、ホワイトハウス当局者の耳にはギャバード氏が辞任を予定しているとの噂(うわさ)が入っていた。ただ政権高官によると、ギャバード氏は2週間前まで政権離脱を否定していたという。事情に詳しい情報筋は、ギャバード氏が22日、辞表を提出するため大統領執務室でトランプ氏と面会したことを明らかにした。

ギャバード氏は辞表の中で、夫にひとりでがんの診断に直面させるわけにはいかないと説明している。

ギャバード氏の在任期間中は、矛盾と混乱に満ちた情報発信が常態化していた。特にイランとの戦争を巡ってその傾向が顕著で、ホワイトハウスの不興を買う原因となったこともある。

ギャバード氏はトランプ氏に解任されたノーム国土安全保障長官とボンディ司法長官、辞任したデレマー労働長官に続き、政権を離脱する最新の閣僚となる。

イランを巡るギャバード氏の情報発信は、2月下旬に戦争が始まる数カ月前から、ホワイトハウスの主張や正当化の論理と食い違う場面が散見された。

CNNは昨年6月、米国によるイラン核施設攻撃の数日前のタイミングで、ホワイトハウス西棟内の数人がギャバード氏の対応に失望を深めていると報道。ホワイトハウスの上級顧問によれば、トランプ氏はイスラエルとイランの紛争に関し、ギャバード氏が「情報発信の乱れを招いている」との見方を示していた。

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