ウクライナのショッピングセンターにロシアの攻撃、15人死亡 「ダブルタップ」で緊急対応要員を狙う

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(CNN) ウクライナ当局は21日、中部のショッピングセンターに対するロシアの「ダブルタップ」攻撃により、少なくとも15人が死亡、100人以上が負傷したと明らかにした。ダブルタップ攻撃とは、最初の攻撃の後、救助隊などが到着した後に再び攻撃して被害の拡大を狙う戦術を指す。

ウクライナのゼレンスキー大統領は「攻撃ドローン(無人機)は2回の波に分かれて襲来した。最初の攻撃とそれによる火災から30分後、緊急対応要員を狙った2度目の攻撃があった」と説明した。

そのうえで、ウクライナは今回の攻撃に対し「確実に反撃する」と警告した。

CNNが位置情報を特定した映像には、ゼレンスキー氏の故郷であるクリビーリフのショッピングセンターにドローンが衝突して爆発し、火の玉が空へ噴き上がる様子が映っている。先の攻撃によるものとみられる煙がまだ残っているのも見える。

ロシアのドローン攻撃を受けたショッピングセンターの現場=8月21日、ドニプロペトロウシク州クリビーリフ/Prosecutor General's Office/Handout/Reuters
ロシアのドローン攻撃を受けたショッピングセンターの現場=8月21日、ドニプロペトロウシク州クリビーリフ/Prosecutor General's Office/Handout/Reuters

現場で撮影された動画では、ショッピングセンター内に煙が充満している様子で、人々はあわてて避難を試みている。クリビーリフの防衛評議会議長によると、ショッピングセンター内の複数の店舗が炎上したという。

ドニプロペトロウシク州の検察によると、子ども複数人を含む少なくとも130人が負傷した。防衛評議会議長によると、負傷者のうち少なくとも29人が深刻な容体で、外傷性脳損傷を負った14歳の少女や、他の子ども4人もこの中に含まれる。

救助隊は今も瓦礫(がれき)の撤去作業を続けている。防衛評議会議長は、数人が行方不明となっており、連絡が取れない状態にあると付け加えた。

前線がおおむね膠着(こうちゃく)状態に陥り、遅々として動かない消耗戦が続く中、ロシアはここ数カ月、ウクライナに対する航空攻撃を強化してる。ウクライナの防空体制に負担がかかっている状況だ。

今回のショッピングモール攻撃の前日には、首都キーウと周辺地域に対してロシアの大規模攻撃があり、ウクライナの発表によると、少なくとも17人が死亡していた。

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