その紫の花咲く植物、絶対口にしないで。「ニンニク」「タマネギ」と見間違えるケースも。厚労省が呼びかけ

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9月頃から紫色の花を咲かせる、多年生の球根植物「イヌサフラン」。厚生労働省がその葉や球根などを誤って口にしないよう、注意を呼びかけています。

イヌサフランの誤食に注意。厚労省が呼びかけ

厚労省は5月14日、公式Xにて、イヌサフランの誤食による食中毒で「死者が出ています」と報告

あわせて、花壇や家庭菜園において、野菜と観賞植物を同じ場所で栽培しないよう注意を促しているほか、この情報が子どもや高齢者にも広く伝わるよう「地域の回覧板や掲示等でお知らせください」と呼びかけています。

厚労省の公式サイトによると、イヌサフランの球根は直径3〜5cmの卵形で、耐寒性が強く、植えたままでも数年にわたって開花するのが特徴です。

しかし、イヌサフランは花・葉・球根など植物全体にアルカロイド系の毒が含まれています。誤って食べると、嘔吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難などを引き起こし、最悪の場合は死に至る危険があります。

特に球根はニンニクやタマネギ、ジャガイモと、葉はギョウジャニンニクやギボウシと見間違えて誤食してしまうケースが起きているため、注意が必要です。

2人に1人が死亡。高い致死率

札幌市の公式サイトによると、北海道内では毎年のようにイヌサフランによる食中毒が発生しており、体調不良を訴えた人のおよそ2人に1人が亡くなっているという高い致死率が報告されています。

4月上旬には、自宅の庭に観賞用として植えていたイヌサフランをギョウジャニンニクと間違えて天ぷらにして食べた70代の女性が亡くなる事故が発生しました。

さらに今月も、旭川市内で同じくギョウジャニンニクと誤認してイヌサフランを食べたと思われる80代の男性が、自宅で死亡しているのが11日に見つかったばかりです。

厚労省は、食用だと確実に判断できない植物については「採らない」「食べない」「売らない」「人にあげない」の4原則を徹底するよう求めています。少しでも不安がある場合は、絶対に口にしないようにしましょう。

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