中国を旅する中で偶然訪れた「黄河」。そのあまりの存在感に、歴史まで勉強したくなった──。そんな投稿がXで注目を集めています。
投稿したのは、『中国TikTok民俗学:スマホからはじまる珍神探訪』『中国の死神』の著者で、中国各地の文化や暮らしなどを発信している民俗学者・大谷亨さん。
タクシーの運転手から「黄河でも見に行く?」と提案されたものの、当初は「河を見るくらいなら寺が見たい」と、あまり乗り気ではなかったそう。
しかし実際に訪れてみると、印象は一変。「黄河はヤバイ、凄すぎる」と切り出し、「びっくりするくらい静かなのに存在感が半端ない。文明生まれる感めっちゃある。歴史の勉強したくなった」と振り返りました。
公開された写真には、山々の間を大きく蛇行する黄褐色の川が。高台から見下ろしたその風景からは、大河の途方もないスケールが伝わってきます。
投稿には「これは実物を見てみたい」「大河の雄大さがすごい」「『文明が生まれる感』わかる」といった声が寄せられています。
大谷さんに話を聞いたところ、「黄河といえば暴れ河のイメージがありましたが、僕が見た時はものすごく穏やかでした」と説明。周囲に人影もなく静寂に包まれていたといい、「その雄大さにただただ癒やされました」と語ります。
さらに、黄河のそばにぽつんと建つ一軒の民家を見て、「僕が大好きな中国の文化や暮らしもすべてはこの河から始まったんだ、という気持ちになりました。まさに『源』ですよね」と、当時を振り返りました。
黄河は全長約5464kmに及ぶ、中国で長江に次ぐ大河。流域では新石器時代から農耕文化が発達し、後に殷や周など古代王朝の重要な舞台となりました。「母なる河」とも呼ばれ、中国文明を育んだ重要な地域の一つとされています。

2 時間前
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