NYシンボルの超高層ビルにカップルが無断登頂。旗を掲げて頂上でプロポーズ

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アメリカ・ニューヨークで7月1日、2人の人物が高さ443メートルのエンパイア・ステート・ビル頂上のアンテナ部分によじ登り、「愛の力が権力への愛を打ち負かすとき、世界は平和を知る」と書かれた旗を掲げた。

2人はその後、逮捕された。

ニューヨーク市警は、この出来事で負傷者は報告されておらず、2人は抵抗せずに身柄を拘束されとハフポストUS版への声明で述べた。現在も捜査が行われており、今後罪状が決定する見通しだ。

エンパイア・ステート・ビルの広報は、2人は許可を得ずに登頂したとハフポストUS版の取材にコメントした。

その一方で、「テナントや来館者、エンパイア・ステート・ビル展望台の利用者には一切危険は生じませんでした」と述べて、解決済みの事案だとの見解を示した。

登頂した2人の人物は誰だったのか

ニューヨークの中心にそびえたつエンパイア・ステート・ビルに登ったのは、自らを「ネオアーティスト」と称するアンジェラ・ニコラウ氏とミュージシャンを名乗るイワン・ビアカス氏とみられている。

ニコラウ氏はInstagramで130万人以上、ビアカス氏は45万人以上のフォロワーがおり、世界各地の超高層ビルなどに危険を冒して登るクライマーとして知られている。

ニコラウ氏は、Instagramストーリーズにエンパイア・ステート・ビル頂上から撮影した景色を投稿し、「今、エンパイア・ステート・ビルにいます」伝えている。

2人は2024年に配信されたNetflixのドキュメンタリー映画『スカイウォーカーズ:ある愛の物語』にも出演している。この作品では、マレーシアの118階建て超高層ビル「ムルデカ118」への登頂に挑む2人の姿が描かれている。

これまで様々な高層ビルに登ってきたコンビだが、今回エンパイア・ステート・ビルの頂上で、ビアカス氏がニコラウ氏にプロポーズしたようだ。

2人の共同投稿には、頂上で撮影した写真やプロポーズの様子、指輪をつけた左手の薬指も掲載されている。

一方、ニューヨーク市警は2人が登っている間、5番街と34丁目付近で道路を一時閉鎖する見込みだとXで伝えた。

ニューヨークのシンボルの1つとされる場所でのプロポーズになったが、エンパイア・ステート・ビル広報は愛を伝えるにはもっとふさわしい場所があると強調している。

「ニューヨーク市の中心に立つ、世界で最も有名なビルの頂上には、エンパイア・ステート・ビル展望台という、思い出に残るプロポーズに最適の場所があるということを改めてお伝えしたい」とハフポストUS版へのコメントで述べた。

エンパイア・ステート・ビル展望台も、「ニューヨーク最高の景色は、重罪を犯さなくても楽しめます」とXに投稿している。

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。

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