(CNN) 太陽が月の陰に隠れる日食が12日、世界各地で観測できる。この日は夜空を彩るペルセウス座流星群もピークを迎える。
流星を見るためにはある程度運も必要だが、皆既日食はコンピューターを使った計算と精密な観測のおかげで、数年や数十年、あるいは数百年先まで通り道を予測できる。
1991年から皆既日食を追い続けているマイケル・ザイラー氏は、日食観測サイト「EclipseAtlas.com」を創設し、地球上に月の影が落ちる場所と時間を正確に予測。皆既日食が最もよく見える場所を地図上に示している。
米航空宇宙局(NASA)によると、皆既日食は月が太陽と地球の間を通過し、太陽光を遮って地球に影を落とすことで起きる。
月の直径は3475キロと地球よりもはるかに小さく、「本影」と呼ばれる影の中心の最も暗い部分は幅数百キロ程度にすぎない。月が軌道上を移動すると、この狭い影が地球の表面を横切って移動し、「皆既帯」が形成される。
皆既日食はこの皆既帯上で観測でき、今回はグリーンランド、アイスランド、スペイン北部、ポルトガル北東部で見ることができる。
皆既帯の全長は約8300キロ。皆既日食は米東部時間(ET)の午後1時ごろ、北極圏の海岸線で始まり、同午後2時30分ごろバレアレス諸島付近で終わる。皆既状態が続く時間は観測場所によって異なり、例えばアイスランドの首都レイキャビクでは現地時間の午後5時48分に始まって約1分間続く。一方、スペインのレオンでは同午後8時28分から約2分間続く。
一方、欧州やアフリカ、北米の一部地域では部分日食が起きる。米ボストンやニューヨーク、首都ワシントンなどでは現地時間の午後1時過ぎから日食が始まる。

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