運動しなくても「クレアチン」12週間で筋肉と記憶の指標が改善、45〜65歳で

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運動する人としない人、それぞれ偽薬と比べた

運動する人としない人、それぞれ偽薬と比べた運動する人としない人、それぞれ偽薬と比べた / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部

参加者はまず、運動と減量の食事に取り組むかどうかを自分で選びました。

健康で、運動を妨げる整形外科の問題がなく、直近2週間に減量薬やサプリを使っていない人に限っています。

時間の都合で15人が辞退し、血圧の高さやGLP-1受容体作動薬の使用などで数人が外れ、残った人が割り付けに進みました。

募集に応じた136人のうち、条件を満たして事前の説明を受けたのは94人。

そのうえでクレアチンか偽薬かをくじで割り当て、本人にも研究者にも中身を伏せる二重盲検にしています。

飲み方は5gの粉を朝と夜、1日10g。

運動組は週3回、監督付きの筋トレと有酸素運動をこなし、1日300〜500kcalのエネルギー不足を目指す食事の計画を指示されました。

運動組はスマホのアプリで毎日の食事を記録しました。

測ったのは開始時と6週目、12週目の3回。

DXA(体の組成をX線で測る装置)で除脂肪量と脂肪の量を、血液検査で脂質や血糖の指標を、テストで記憶や反応の速さを調べました。

測定の前は48時間、酒と市販の痛み止めを控えてもらいました。

本番の前に練習の回を設け、認知テストや反応の課題を試して、慣れによる見かけの上達を減らしています。

安静時の代謝量や心肺の運動能力、心理的な指標も測っています。

12週間を終えたのは64人。

ただし運動しない組は、偽薬13人とクレアチン13人という小さな比較です。

運動をするかどうかは本人の選択なので、運動そのものの効果を比べる設計ではありません。

試験は倫理委員会の承認を受け、公的な登録簿にも登録されています。

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