親イラン組織フーシの参戦、海運に新たな脅威の可能性

3 週間前 6

(CNN) イエメンの親イラン反政府武装組織フーシが中東での紛争に加わったことで、中東地域での石油輸出や海運はさらに大きな危険にさらされるおそれがある。

ホルムズ海峡は、この1カ月にわたって事実上閉鎖されている。フーシは、紅海とインド洋を結ぶもう一つの重要な海上の要衝であるバブルマンデブ海峡を脅かす可能性がある。

バブルマンデブ海峡は、航行の難しさから「涙の門」とも呼ばれ、最も狭い地点の幅は29キロ。

米エネルギー情報局(EIA)によると、2023年の最初の11カ月間に、バブルマンデブ海峡を3000万トン超の天然ガスが通過した。さらに、大量のコンテナ輸送や、海上で輸送される石油の12%もここを通った。

その後、2023年10月のイスラム組織ハマスからの攻撃を受けて、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で軍事行動を始めると、フーシは紅海で商船を標的にし始めた。フーシが昨年11月に攻撃停止を宣言するまでに、100隻を超える船舶が攻撃を受けた。

これらの攻撃によって、数百隻の船舶がアフリカの喜望峰経由へと航路変更を余儀なくされ、航海日数も費用も増えた。

フーシの情報省はCNNに寄せた声明で、バブルマンデブ海峡の閉鎖について、「現実的な選択肢」と述べていた。

イラン側の関係者も、同国のタスニム通信を通じて、米軍がホルムズ海峡の再開を試みるなら、「新たな海峡を自らの課題に加えることのないよう注意すべきだ。イランは事態をエスカレートさせる準備が完全に整っている」と警告した。

ホルムズ海峡の交通が大きく制限されて以降、サウジアラビアは日量700万バレルを扱えるパイプラインを通じて、西部ヤンブーの港へ石油輸出を振り向け始めた。その結果、紅海でのタンカーの往来は急増している。

記事全体を読む