ロンドン(CNN) 20日、英各紙の1面はヘンリー王子夫妻の帰国報道で埋め尽くされた。目を覚ました英国民は、夫妻が6年間の米国生活を経て戻ってくるという驚きのニュースを知ることになった。
住む場所はロンドン以外の場所の私邸になる見通しだ。子どものアーチー王子(7)とリリベット王女(5)はすでに、イングランドの学校への入学手続きを済ませている。
英国では王室の家族ドラマに国中がくぎ付けになるのが常で、ヘンリー王子とメーガン妃の予期せぬ帰国が激しい臆測を巻き起こすのは間違いない。
なぜ今なのか?
移住は数日後に迫っているとみられる。突然のことに感じられるが、夫妻はしばらく前から熟考していた可能性が高い。最終決定を下したのは最近かもしれないが、夫妻は英国の学年度が9月上旬に始まるのを踏まえ、子どもたちと一緒にできるだけ早く落ち着きたい考えだろう。
今振り返ると、チャールズ国王夫妻との先月の再会が帰国の決断を促す決定打になったようだ。面会はイングランドのグロスタシャーにある国王の私邸、ハイグローブで行われた。77歳の国王が4年ぶりに孫たちと再会した、貴重な瞬間だった。
ヘンリー王子夫妻に近い情報筋は帰国の理由を尋ねられ、一家は先月の英国訪問を大いに楽しんだとだけコメントした。

カナダで今月、イベントに出席したヘンリー王子とメーガン妃/ Vito Amati/The David Foster Foundation/Getty Images
警備はどうなるのか?
一家の移住に関する詳細が明らかになる中、すぐには対処が決まらなかった重要な点が一つある。身辺の警備だ。
英国滞在中の一家の警護は税金で賄われており、長年論争の的になってきた。ヘンリー王子が先月、ロンドンでの日程に妻や子どもを同行させる当初の予定を土壇場で断念したのも、これが理由だった。
ヘンリー王子の英王位継承順位は今も第5位。王子とメーガン妃は王室の公務から退いた際、英政府の王族・要人警備執行委員会(RAVEC)により警護レベルを引き下げられ、以来、英政府との間で長年争いになっている。
ただ、これまでのところ、英政府は譲歩の気配を見せていない。
内務省との間で解決策が見つかったのか、帰国時に必要な警備の費用を誰が負担するのかは、現時点では不明だ。英政府報道官は以前、政府の身辺警護体制について「厳格かつ適切」との考えを示していた。

オーストラリア国立退役軍人芸術美術館を後にするハリー王子とメーガン妃。警備員に取り囲まれている=4月14日、メルボルン/Jonathan Brady/AFP/Getty Images

2 時間前
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