米軍、イランのタンカー5隻を攻撃 イランは湾岸諸国周辺の船舶への報復言明

1 ヶ月前 10

(CNN) 米中央軍は8日、米海軍艦船に対する弾道ミサイル攻撃の試みへの報復として、イランのタンカー5隻を破壊したと明らかにした。

中央軍によると、イランがここ2日間で2度にわたり米海軍艦船への攻撃を試みたことを受け、米軍はオマーン湾で原油タンカー4隻、ペルシャ湾のカーグ島付近で1隻を攻撃した。米海軍艦船は攻撃を回避して付近の海域で監視活動を続けており、米軍要員に負傷者は出ていないという。

米国の現在の戦争戦略では、ホルムズ海峡周辺の目標の攻撃と無力化、海峡を通過する商船の護衛、イランの港湾に対する海上封鎖の維持に重点を置いている。イラン指導部への経済的圧力を強化する「フルコートプレス」の一環だ。

中央軍によると、米軍は攻撃に先立ち、タンカーの乗組員に船から離れるよう指示したという。

これに対しイランは、バーレーンやクウェートの港湾付近を航行する石油タンカーを狙った報復を誓った。

イラン国営放送(IRIB)は革命防衛隊の声明として、「これらの(米国の)テロリストを受け入れ、その敵対行為に加担しているクウェートやバーレーンの港湾周辺の全ての石油タンカー乗組員に警告する。これらの船舶は攻撃対象となるため、港に錨泊(びょうはく)中か接岸中かを問わず、直ちに船舶から離れよ」と伝えた。

イランのタスニム通信によると、8日に攻撃を受けたタンカーの1隻は、イランの石油輸出の拠点となっているペルシャ湾のカーグ島から約6.4キロの位置にいた。国営放送IRIBは、2隻目のタンカーはオマーン湾に近いジャスク沖で攻撃を受けたと報道。2隻とも乗組員は救命ボートで陸へ搬送されていると報じた。

シリア国営テレビはその後、イランのミサイルが隣国ヨルダンへ向かうのが目撃され、迎撃が行われていると伝えた。

今回の攻撃に先立ち、米軍は週末にイランの原油タンカー3隻を攻撃していた。イラン革命防衛隊が米国の空母と誘導ミサイル駆逐艦に攻撃を試みたことへの対応だった。

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