(CNN) 米カリフォルニア州チャネル諸島国立公園を構成するサンタローザ島で大規模な山火事が発生し、約3分の1が焼失した。この島には他では見られないものも含め希少な動植物数十種が生息している。
火災は15日に発生した。同州の森林火災保護当局によると、19日夜の時点で火の手は約69平方キロに拡大しており、今年州内で発生した火災の中で最大規模となっている。鎮火率は26%。
サンタ・バーバラ郡消防署によると、島内の歴史的建造物2棟が焼失し、17日には国立公園職員11人が避難を余儀なくされた。島への来訪は禁止されている。
16日のサンタローザ島での山火事を示す衛星画像/CIRA/CSU & NOAA
国立公園局によると、火災の影響は島内のトーリー松の木立にも及んだ。トーリー松は希少で最も絶滅の危機にひんしているとされる在来のマツ科樹木。現在自然に生育しているのはサンタローザ島とサンディエゴ近郊の小さな保護区のみだ。消防士らは20日に木立の被災状況を調査する予定。
チャネル諸島は固有種の進化を可能にした隔絶性から、南米のガラパゴス諸島に例えられてきた。公園局によれば、サンタローザ島だけをみても約46種の固有動植物が生息しているという。
消防署は18日に「極度の火災」を報告したが、19日には風が改善し、航空機による消火活動が可能になった。火の勢いは前日までと比べて限定的になったという。

火災の原因調査は今も続けられている/US Coast Guard
当局は火災が「人為的」なものだとしているが、調査は今も続けられている。
山火事は南カリフォルニア本土でも複数発生しており、多くの人々が避難を余儀なくされている。

1 時間前
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