(CNN) ベネズエラのデルシー・ロドリゲス暫定大統領は25日、米政府からの命令をめぐり「もうたくさん」と発言した。大統領だったニコラス・マドゥロ氏が米軍に拘束されて以来、ロドリゲス氏は綱渡りの国家運営を強いられている。
ロドリゲス氏は米政府の後押しで暫定大統領に就任。マドゥロ派の支持を保ちながら、一方でホワイトハウスを満足させようと努める綱渡り状態を続けている。
しかし暫定大統領就任からほぼ1カ月がたち、石油生産の再開を求める圧力が続く中で、ロドリゲス氏は米国に抵抗する姿勢も見せていた。
「ベネズエラの政治家に対するワシントンの命令はもうたくさん」。プエルトラクルスで石油労働者を前にそう語るロドリゲス氏の姿は、ベネズエラ国営テレビで放送された。
「我々の相違や国内の紛争はベネズエラの政治で解決しよう。この共和国は我が国におけるファシズムと過激主義の結果に対峙(たいじ)するため、非常に高い代償を払ってきた」とロドリゲス氏は続けている。
米政府は今月初旬にマドゥロ氏と妻のシリア・フローレス氏を拘束して米国に連行して以来、ベネズエラに対して圧力をかけ続けている。
マドゥロ政権の副大統領だったロドリゲス氏はこのところ、米国はベネズエラを統治していないと主張する一方で、米政府との対立を避けようと努めている。
26日には公の場で、米国との関係について「我々は恐れていない。米国と敬意ある関係を保つことも恐れない。だがその関係は敬意を基本としなければならない。すなわち国際法の尊重、対人関係における基本的な敬意、ベネズエラの尊厳と歴史の尊重だ」と語った。

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