(CNN) 米国のウィトコフ特使が21日、ロシアのサンクトペテルブルクに到着した。プーチン大統領と会談してウクライナ戦争の終結に向けた提案を前進させるとともに、より幅広い交渉への道筋をつけることをめざす。
ウィトコフ氏は20日にノルウェーでウクライナのゼレンスキー大統領と会談した後、あわただしい外交日程を続け、サンクトペテルブルクのプルコボ空港へ向かった。CNNに提供された写真によると、空港ではロシア大統領府のドミトリエフ特使が出迎えた。
ロシア国営タス通信によると、ウィトコフ氏とプーチン氏の会談は21日前半に予定されている。
米当局者はCNNに対し、20日にノルウェーで行われた米国とウクライナの協議では「意義のある進展」が見られたと説明。ウクライナ側が「新たな構想や提案を示し、詳細な協議が行われた」と明らかにした。今後の取り組みについて双方の認識は「強力に一致している」という。

ウィトコフ氏を出迎えるロシア大統領府のドミトリエフ特使=21日/Reuters
「協議では、包括的な和平の枠組みを構成する主な要素を取り上げた。ウクライナに対する長期的な安全の保証や、戦後の経済復興と繁栄に向けた計画、持続的な安定を実現することを目的とした欧州全体の安全保障体制などが含まれる」(当局者)
ウクライナと支援国は今後の和平交渉に向け、ウクライナ側のレッドライン(越えてはならない一線)を改めて確認した。将来の安全を保証する仕組みの必要性や、領土の放棄を求めるあらゆる要求の拒否などもこの中に含まれる。
ロシアはウクライナに対し、ロシアが大部分を支配する東部ドンバス地方の全域を放棄するよう要求。ウクライナ軍の規模の大幅縮小や、北大西洋条約機構(NATO)に将来にわたって加盟しないとの約束も求めている。
ゼレンスキー氏は20日、「我々には和平を実現する方法について、いくつか明確な案がある。この取り組みでは欧州のパートナー国とも結束している。米国からこうした案をロシア側に伝えてもらいたい」と発言した。

7 時間前
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