米国で流行の寄生虫感染症、関連が指摘されるレタスを回収 米テイラーファームズ 

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(CNN) 米疾病対策センター(CDC)と米食品医薬品局(FDA)は、国内5州で発生している寄生虫感染症「サイクロスポラ症」の集団感染について、ファストフード大手タコベルの一部店舗で販売された細切りレタスとの関連を指摘した。このレタスを供給していた米食品会社テイラーファームズは17日、メキシコ中部産の玉レタスをすべて米国市場から回収すると発表した。

CDCは16日遅くに調査結果を更新した際、「インディアナ州とケンタッキー州、ミシガン州、オハイオ州、ウェストバージニア州のタコベル店舗で提供されている細切りレタスを食べてはいけない」と呼び掛けた。

タコベルは17日、自社のレストランや全米のサプライチェーン(供給網)からテイラーファームズのレタスを撤去したと明らかにした。

「サイクロスポラ症」は微小な寄生虫によって引き起こされる腸の疾患。CDCが14日に公表したデータによると、米国各地で症例が急増しており、5月1日以降に確認された感染例や調査中の症例は7000件近くに上る。複数の州で少なくとも180人の入院が報告されている。

ただ、レタスに関連する集団感染は、中西部を中心とした地域的なものと見られている。CDCは被害が出ている5州で、この集団感染に関連する症例を少なくとも1644件特定した。FDAは調査が進むにつれて、他の州が追加される可能性もあると説明している。

ミシガン州保健局は今回の集団感染の調査で、これまでに5000件以上のサイクロスポラ症の症例を報告した。

ミシガン州保健局は「すべての症例が同一の感染源に関連しているとは断言できない」としつつも、症例が集中、急増していることから、「こうした疾患の大部分が同一の集団感染に関連していることが強くうかがえる」と説明した。事実なら、サイクロスポラ症の集団感染としては米国の記録上最大規模になる。

サイクロスポラ症は通常、人から人へ直接感染することはなく、汚染された食べ物や水を摂取することで感染する。CDCによると、過去の集団感染では生野菜が関係していたという。

サイクロスポラ症の患者は水状の下痢や、腹部のけいれんや張りといった症状が数週間続くことがある。

テイラーファームズの農産物はスライス玉ねぎに関連した2024年の大腸菌感染症や、レタスに関連した13年のサイクロスポラ症など、過去の集団感染との関連も指摘されている。

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