米ハワイで再び大規模洪水の脅威 20年で最悪の洪水から2週間で

1 週間前 3

(CNN) 米ハワイ州が強力な低気圧(コナストーム)による豪雨に見舞われ、再び大規模な洪水の脅威が高まっている。ハワイでは3月にも壊滅的な洪水が発生し、今も復旧の途上にある。

数日間で数カ月分の降雨を記録する場所が発生する恐れがある。ハワイ全域に10日午後まで洪水注意報が出され、大規模な洪水や土砂崩れへの警戒が呼びかけられている。嵐は10日夜までに広い範囲で100ミリから200ミリの雨をもたらす見込みで、局地的に250ミリを超える可能性もある。

ハワイ島とカウアイ島で降水量が多くなる可能性が最も高いが、嵐の発達次第では最も激しい降雨帯がどの島を直撃してもおかしくない。

赤いLのマークで示されたコナストームが週末にかけてハワイ全域に豪雨をもたらす見込み/CNN Weather
赤いLのマークで示されたコナストームが週末にかけてハワイ全域に豪雨をもたらす見込み/CNN Weather

ホノルルのブランジャルディ市長は6日の記者会見で、「避難の可能性に備えてほしい。私たちはそれを想定している。全島規模の事態だ」と呼びかけた。ホノルルでは8日に緊急対策センターを立ち上げ、嵐に先立ち脆弱(ぜいじゃく)な地域に初動対応要員を配置するという。

今回のコナストームは3月中旬以降で3度目。2度目の嵐では過去20年でハワイ州最悪の洪水が引き起こされ、多くの地域が今も復旧していない。オアフ島では3月19日から24日にかけて広い範囲で300ミリもの雨が降り、壊滅的な洪水が発生。200件あまりの救助活動が行われ、数百棟の建物が損壊または全壊した。

雨は7日午後に降り始め、8日午前まで続いた。この豪雨を受け、マウイ島とハワイ島の一部に鉄砲水警報が出された。

米国立気象局が危機管理当局の情報として伝えたところによると、7日夜にはハワイ島プナ地区で洪水が発生し、水が住宅に流れ込んだ。総雨量は150ミリを超えるという。

ハワイでは9日午前まで断続的な雷雨が続き、同日午後に激しさを増す見込み。

予報では週末にかけてハワイの大半で雨が降るものの、低気圧が北上して離れるにつれ、11日には弱まる見込み。

記事全体を読む