米で相次ぐ10代容疑者の学校銃撃、「親の罪」は問えるのか

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(CNN) 米オレゴン州ベンドの小学校で児童と教員4人が死亡した銃撃事件。現場で射殺された容疑者は16歳の少年だった。同州では18歳未満の未成年が銃を所持することは原則禁止されており、少年がどのような経緯で銃と銃弾を手にしたのかについては警察が今も捜査を続けている。

米国ではミシガン州やジョージア州で起きた学校銃撃事件に関連して、10代の容疑者の両親が刑事責任を問われている。

ミシガン州で14歳の少年が学校を銃撃した事件では、父のジェームズ・クランブリー被告と母のジェニファー・クランブリー被告が過失致死罪に問われて有罪判決を受け、それぞれ10~15年の禁錮を言い渡された。ジョージア州の学校銃撃事件では、14歳の容疑者の父、コリン・グレイ被告が殺人の罪で禁錮15年の判決を受けた。

ウィスコンシン州では、学校銃撃事件を起こした生徒の父のジェフリー・ラプノウ被告(44)が、娘に銃の使用を許したとして3件の重罪で起訴された。同被告は無罪を主張しており、裁判は来年3月に始まる予定。

米国では未成年が起こした銃撃事件に関して責任を問う範囲を広げようとする動きが広がっている。検察側の目標は、保護者を立件することで銃器の管理を徹底させ、学校銃撃事件の再発を防ぐことにある。

オレゴン州の事件についてはまだ捜査が始まったばかりだが、今回も保護者立件の可能性は大きいと専門家はみる。

CNNの司法担当シニアアナリスト、アンドルー・マッケイブ氏は、「間違いなく、保護者が刑事訴追されたジョージア州やミシガン州と同じような状況になるだろう」と予測した。

捜査の焦点は親の責任

オレゴン州の捜査は、少年がどうやって銃を入手したのか、他人に危害を加えるリスクについて親が認識していたのかどうかが焦点となる。

この事件では、16歳の容疑者が小学校で発砲して児童3人と教員1人を殺害。容疑者はその後、児童の父親によって射殺された。

ベンド警察によると、容疑者の近くで見つかったポンプ連射式散弾銃には、銃弾約44発が残っていた。

捜査員らがCNNに語ったところによると、この散弾銃は容疑者の母親が購入したものだった。両親は事情聴取を受けており、捜査に協力しているという。

15日には容疑者の自宅の家宅捜索が行われ、電子機器などが押収された。

警察によると、容疑者の少年は、かつて同校の特別支援学級に通っていた。

母親は16日、自宅のバルコニーからCNNの取材に応じ、犯行をうかがわせるような兆候はなかったと説明。息子がどうやって銃を手にしたのかについては話さないまま、「申し訳ない、私が何かできていたらと思っている」と語った。

容疑者の親の共通点

ミシガン州の事件とジョージア州の事件の間には、銃の管理の不徹底と両親の無関心という共通点があった。

いずれも親が10代の息子のクリスマスプレゼントとして銃を買い与えながら、安全管理を怠っていた。さらに、息子の心の健康問題や他人に危害を加える可能性を認識していながら、カウンセリングや治療を受けさせるといった適切な対応をしていなかったとされる。

検察側は、両親のそうした行為は「過失犯罪」にあたると主張し、陪審団もその主張を認めている。

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